フライパンチャーシュー
フライパンひとつで手軽にできるチャーシューをどうぞ。ごく薄くスライスしてふんわりと盛りつけると、おもてなしらしい、華やかな印象に。
写真: 竹内 章雄
*全量/カリフラワーの甘酢漬けは除く。
*全量/カリフラワーの甘酢漬けは除く。
*塩をもみ込む時間、粗熱を取る時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
つくり方
豚肉は全体に塩をもみ込んで約10分間おき、出てきた水けを紙タオルでよく拭く。しょうがとにんにくは皮をむき、包丁でたたいてつぶす。
小さめのボウルに【たれ】の調味料を合わせ、好みでシナモンスティック、八角を加える。
小さくて深さのあるフライパン(または鍋)にサラダ油を熱し、しょうが、にんにく、豚肉を入れる。中火で約3分間焼いて返し、裏面も約2分間焼く。全体に焼き色をつけたら弱火にしてふたをし、途中で2~3回返しながら、さらに8~10分間焼いて八分(ぶ)通り火を通し、取り出す。しょうがとにんにくも取り出す。
肉に厚みがあるので、側面にもしっかり焼き色をつける。
フライパンに残った脂を紙タオルできれいに拭き取り、熱いうちに2を入れて中火にかける。ひと煮立ちさせて少し煮詰めたら、3の肉を戻し入れ、時々返しながら3~5分間、全体に【たれ】をからめながら焼き、火を通す。
粗熱を取り、薄切りにして器に盛る。黒こしょうをふってカリフラワーの甘酢漬けとすだちを添える。
●シナモンスティック●
甘い香りのスパイスで、お菓子に使われることが多いが、肉料理とも相性がよい。八角とともにたれに加えるとぐっと本格的な味になる。
●八角●
「スターアニス」とも呼ばれ、特有の甘い香りがある。中国料理の香りづけによく使われる。
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
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