きょうの料理レシピ
なすのほたほた煮
よいだしで、なすをほたほたとゆっくり煮ます。やさしく、ホッとする味です。
写真: 佐伯 義勝
エネルギー
/50 kcal
*1人分
調理時間
/60分
*焼き干しを水に浸す時間と、冷蔵庫で冷やす時間は除く。
材料
(4人分)
- ・なす 6本
- ・焼き干し 5匹
- *煮干しで代用してもおいしくできる。
- ・みょうが 2本
- 【A】
- ・酢 大さじ2
- ・だし 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・塩 少々
- ・しょうが 1かけ
- ・酒
- ・しょうゆ 大さじ4
- ・塩 小さじ1/2
つくり方
1
鍋に水カップ6と焼き干しを入れ、酒大さじ1を加えて約1時間おく。
2
なすはヘタを切り落とす。皮に浅く細かく、縦の切り目を入れ、切ったものから水に放す。
! ポイント
なすを回しながら細かな切り目を入れる。見て美しいだけでなく、味もしみやすくなる。
3
なすをざるに上げて1の鍋に移し、強火にかけて、酒大さじ3、しょうゆ大さじ4、塩小さじ1/2を加える。煮立ったら弱火にし、落としぶたをして、30分間ほどゆっくりと煮る。火を止めて、そのまま冷ます。
! ポイント
なすの太いところを菜ばしではさみ、柔らかくなっていれば煮えごろ。
4
冷めたなすを煮汁、焼き干しごと容器に移し、ふたをして冷蔵庫で一晩おく。
5
酢どりみょうがをつくる。みょうがを縦半分に切って熱湯にくぐらせ、たっぷりの塩をまぶす。5~6分間おいて水で洗い、【A】を合わせたものに30分間浸す。
6
なすを器に合わせて切り、俵積みにして、おろししょうがをのせ、食べやすく切った酢どりみょうがを添える。または、なすを切らずに大鉢に盛り、つゆしょうが(皮をむいたしょうがをすりおろし、絞ったもの)をふり、針しょうが(皮をむいたしょうがをせん切りにして水にさらす)を添える。"
きょうの料理レシピ
2007/09/04
満喫!旬の味
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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