牛肉のカッチャトーラ風
カッチャトーラ(狩人風)は、鶏肉をトマトや酢で煮込むイタリアの定番中の定番料理です。
写真: 鈴木 雅也
*1人分
材料
(5~6人分)
- 【A】
- ・牛もも肉 (塊) 500g
- ・セロリ (ブツ切り) 1/2本分
- ・にんじん (ブツ切り) 1/4本分
- ・たまねぎ 1/4コ
- ・じゃがいも 1コ
- ・たまねぎ 1コ
- ・ローズマリー 2本
- ・赤とうがらし (種を抜いて小口切り) 1/2本分
- ・赤ワインビネガー カップ1/4
- ・白ワイン カップ1
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・小麦粉 少々
- ・オリーブ油 大さじ3
- ・オリーブ油 大さじ2
- ・塩 1つまみ
つくり方
大きめの鍋に【A】を入れ、水をヒタヒタに注いで火にかける。煮立ったら弱火にし、30分間ゆでる。
塊肉を香味野菜とともに下ゆでしておくと、さまざまな料理に使えて重宝。多めにゆでて5日間冷蔵保存も可能。
じゃがいもはラップでくるみ、電子レンジ(600W)に3分間かけて皮をむき、横半分に切って1cm厚さに切る。たまねぎは薄切りにする。
1の肉を2~3cm厚さに切り、塩・こしょう各少々をふって小麦粉少々をはたく。フライパンにオリーブ油大さじ3、ローズマリー、赤とうがらしを入れて熱し、香りが出たら肉を加えて中火で両面を焼き、取り出す。
ローズマリーと赤唐辛子の風味を移した油で香ばしく焼く。
フライパンに残った油で、色づくまでじゃがいもを焼いて取り出す。さらにオリーブ油大さじ2を足し、たまねぎを中火で色づくまで炒める。
鍋に4のたまねぎ、3の肉を入れて強火にかけ、赤ワインビネガーを加える。続いて白ワインも加えてアルコール分をとばす。
ワインビネガーをジャッと加えて、水分と酸味をとばし、独特の香りとうまみだけを残す。
焦げつく寸前まで煮汁が煮詰まったら、水をヒタヒタまで加えて煮立て、中火で20分間煮る。途中、塩一つまみを加えて味を調える。4のじゃがいもを加えて温め、火を止める。
ワインビネガー、ワインを加えてからはよく鍋の中を観察し、パチパチと乾いた音がして焦げつきそうになったら、一気に水を加える。
このレシピをつくった人
落合 務さん
東京・銀座にあるイタリア料理レストランのオーナーシェフ。素材の持ち味を生かし、手をかけすぎずにつくるレシピが人気。料理のコツをテンポよく伝える姿がテレビや雑誌で話題になり、多くの人を魅了する。
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