きょうの料理レシピ
根深めし
甘みと香りが身上のねぎを、たっぷり3本分炊き込みます。ぜひお試しいただきたい、鍋炊きでご紹介します。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/460 kcal
*1人分
調理時間
/35分
*米を水に浸す時間は除く。
材料
(4人分)
- ・ねぎ 3本
- ・米 カップ3(600ml)
- ・だし 玉じゃくし4~5杯分(カップ約3)
- ・酒 大さじ3
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・塩 小さじ2/3
つくり方
1
米は炊く1時間以上前に手早く研ぎ、水けをきって鍋に入れ、水カップ3強を加えて浸しておく。
2
ねぎは洗って白い部分を3~4cm長さのブツ切りにする。青い部分は切り開いて包丁の先でぬめりをこそげ取り、せん切りにして水にさらす。
3
1の鍋の水を玉じゃくしで4~5杯すくい取り、同量のだしを加える。酒大さじ3、しょうゆ大さじ3、塩小さじ2/3を加えて木べらでひと混ぜする。ブツ切りにしたねぎを加え、ふたをする。
! ポイント
ざるにあけて水をきらなくても、鍋を傾けて、玉じゃくしですくえる分だけ、水とだしを入れかえればうまみが行き渡る。玉じゃくしですくい取った回数を覚えておき、同じ分量のだしを加える。
4
強火にかけ、ふたがカタカタしてきたら30秒間そのままにする。弱火にして12~13分間炊いたら火を止め、ふたをしたまま10分間蒸らす。
5
しゃもじを水で湿らせ、鍋肌に沿って差し込んでから、上下を返すようにふんわりと混ぜる。ねぎの青い部分のせん切りをあしらう。
! ポイント
鍋肌に沿ってしゃもじを一周させ、鍋底にも差し込む。こうすると上下も返しやすい。
きょうの料理レシピ
2006/12/07
徹底マスター!冬野菜
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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