きょうの料理ビギナーズレシピ
ぶり大根
脂ののったぶりのうまみを、柔らかな大根にしみ込ませます。先に大根を煮てから、ぶり、酒などを順に加えるのがポイント。
写真: 野口 健志
エネルギー
/410 kcal
*1人分
調理時間
/25分
材料
(2人分)
- ・ぶり (切り身) 2切れ(250g)
- ・大根 300g
- ・しょうが 15g
- 【A】
- ・酒 カップ1/2
- ・砂糖 大さじ1
- ・みりん 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・塩 少々
つくり方
下ごしらえをする
1
ぶりは1切れを3等分に切る。ざるに並べて塩をふり、約5分間おく。熱湯を回しかけ、湯をきる(霜降り)。
2
しょうがはよく洗って皮をむく。せん切りにして水につけ、途中、濁ったら水をかえながら約5分間さらし、水けをきる。皮はとっておく。
3
大根は縦に四つ割りにしてから斜め半分に切る。
煮る
4
小さめのフライパンに大根を入れ、水カップ1+1/2を注いで中火にかける。煮立ったら弱めの中火にし、約5分間煮る。
5
しょうがの皮とぶりを加え、1~2分間煮る。【A】を順に入れ、中火にする。
6
煮立ったら落としぶたをし、弱めの中火で7~8分間煮る。大根に竹串を刺してスーッと通ったらでき上がり。煮汁が多ければ落としぶたを外し、強めの中火で少し煮詰める。しょうがの皮を除く。
7
器に盛り、2のしょうがのせん切りをのせる。
全体備考
【魚は霜降りでおいしく】
切り身魚の下処理の一つに霜降りがある。熱湯をかけたり、サッとゆでたりして表面だけに軽く熱を通すことで、霜が降りるように白っぽくなることから、こう呼ばれている。霜降りは、表面を固めることで魚独特のくせを出にくくし、煮くずれしにくくするのが目的。また、熱湯をかける前に塩をふっておくと、余分な水分が引き出されてくせを除きやすくなる。
きょうの料理ビギナーズレシピ
2018/01/10
フライパンで簡単!煮物&蒸しおかず
このレシピをつくった人
河野 雅子さん
大学で食物学を専攻後、料理研究家になる。4人家族の食事づくりを生かした、家庭的でつくりやすい料理のおいしさに定評がある。
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