ベーコンとチンゲンサイのにんにく炒め
いそがしい時やあと一品ほしいときに重宝する炒め物です。存在感を楽しめるようベーコンを長めに切って炒めます。ベーコンとにんにくの風味を移した油でチンゲンサイを炒めたら完成です。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(2人分)
- ・ベーコン 6枚(80g)
- ・チンゲンサイ 2株(300g)
- ・にんにく (小) 2かけ
- ・サラダ油 小さじ2
- ・酒 大さじ1
- ・塩 小さじ1/3
- ・こしょう 少々
つくり方
ベーコンは5cm長さに切る。チンゲンサイは根元を切り落としてはがし、大きいものは長さを半分に切り、太い茎はさらに縦半分に切る。茎と葉に分けておく。にんにくは縦半分に切って芯を除き、包丁でつぶす。
包丁をねかせて腹の部分をにんにくに当て、手で押してつぶす。刃が手に当たらないよう気をつける。
フライパンにサラダ油、にんにくを入れて中火で炒める。香りがたったらベーコンを加え、薄く焼き色がついたら取り出す。チンゲンサイの茎を入れて1~2分間炒め、葉を加えて炒め合わせる。
油を残してベーコンとにんにくを取り出す。ベーコンを入れたまま炒めていると脂が出て縮み、堅くなる。
ベーコンとにんにくを戻し入れ、酒を回し入れ、塩、こしょう少々をふって強めの中火で手早く炒める。
チンゲンサイに火が通ったら、ベーコンとにんにくを戻し、うまみをからめるように炒め合わせる。
【ハムもベーコンも、豚肉のくん製】
ハムもベーコンも、豚の塊肉を塩漬けにしてくん煙している。その後ゆでたり、蒸したりして加熱するのがハム。くん煙のあと、加熱をしないのがベーコンで、独特の香ばしさが特徴。ハムは使用する部位によってロース、ボンレス(もも)、ショルダー(肩)などに分かれる。ベーコンも、ショルダーやロースなどがあるが、バラ肉を使ったものが主流。また、塩漬け後に乾燥させて熟成させる生ハムも人気。塩けが強く、うまみが濃厚。
このレシピをつくった人
河野 雅子さん
大学で食物学を専攻後、料理研究家になる。4人家族の食事づくりを生かした、家庭的でつくりやすい料理のおいしさに定評がある。
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