そうめん
ツルリとしたのどごしのそうめんは夏の定番です。濃厚なうまみのつゆ、香りのよい薬みが合います。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(2人分)
- ・そうめん 4ワ(200g)
- 【つゆ】
- ・だし カップ1
- ・みりん 大さじ3
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・青じそ 10枚
- ・みょうが 2コ
- ・しょうが (すりおろす) 小さじ1
つくり方
小さめの鍋に【つゆ】の材料を入れて中火にかけ、煮立ったらすぐに火を止める。ボウルなどに移し、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
【つゆは材料を混ぜるだけでは×!!】
ひと煮立ちさせることで、みりんのアルコール分がとび、味がまろやかになる。しっかり冷やすのも肝心。
青じそは軸を除き、重ねてクルリと巻き、端からせん切りにする。みょうがは小口切りにする。みょうがと青じそは、それぞれ水でサッと洗い、ペーパータオルにとって水けを除く。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんをパラパラとばらしながら入れる。再び煮立つまで菜箸でやさしく混ぜ、麺が常に踊るくらいの火加減でゆでる。袋の表示時間になったら、ざるに上げる。
【少ない湯でゆでるのは×!!】
そうめんはゆで時間が短いからといって、少ない湯でゆでるとおいしくならない。鍋が小さいと吹きこぼれやすいから、大きめの鍋(直径22~24cm)に2~3リットルの湯を沸かすのが基本!
【ゆでるときは目を離したら×!!】
そうめんは吹きこぼれやすい。白くて細かい泡が多くなってきたら、素早く弱火にしていったん煮立ちをしずめる。
流水をかけて冷ます。ざるごと冷水に入れ、流水をかけながらよくもみ洗いをしてぬめりを除く。氷水に入れ、2~3分間おいて麺を締める。
【冷水で洗うだけでは×!!】
もみ洗いしただけでは、まだ完成ではない。氷水につけて麺をキューッと引き締めると、芯までキリッと冷えておいしい。
麺適量を手ですくい、手のひらで三つ折りにしてから器に盛る。氷水適量を注ぎ、薬味の青じそ、みょうが、しょうが、つゆを添える。
【使う麺はコレ!】
◆そうめん
原料は小麦粉、塩、水。糸のように極細にして乾燥させた麺。帯が巻いてあるものはゆでる前に除いておく。
このレシピをつくった人
森 寛貴さん
1981年 東京都出身。2002年 服部栄養専門学校 入社。日本料理 専門調理師・ふぐ調理師。各メディアへの料理協力多数。
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