えびのかき揚げ
油で揚げると、えびのプリッとした食感、コーンの甘み、ねぎの風味が際立ちますよ。衣に粘りが出ないようにするのが、サクッと揚げるコツ。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(2人分)
つくり方
天つゆをつくる。小さめの鍋にみりんを入れて中火にかけ、煮立ったら、しょうゆ、だしを加え、再び煮立ったら火を止める。大根おろしはざるに上げて水けをきる。
【天つゆは、材料を混ぜるだけじゃダメ!】
みりんを煮立ててアルコール分をとばしてから、しょうゆとだしを加えてひと煮立ちさせると、まろやかになる。
えびは背ワタを竹串で除く。塩少々をふってもみ、水で洗って水けを拭く。ねぎは端から7~8mm幅に切る。コーンは缶汁をきる。
【衣】をつくる。溶き卵に冷水を加えてカップ1/2にする。ボウルに入れて混ぜ、小麦粉を加えサックリと混ぜる。
【衣は粘りが出ると×!】
材料は冷やしておき、小麦粉を入れたらサックリと混ぜるのが、粘りを出にくくするコツ。仕上がりは粉っぽさが残っているくらいでOK。
別のボウルに2を入れ、小麦粉小さじ1弱を加えてまぶして【衣】をつきやすくする。
4に3の【衣】大さじ3~4を加え、粘りが出ないようにサックリと混ぜる。
フライパンにサラダ油を2~3cm深さまで注ぎ、中火で170℃に熱する。
【揚げ油の温度は、高すぎても、低すぎても×!】
菜箸でちゃんとチェック!
170℃の目安:一度水でぬらして拭いた菜箸を入れたとき、スーッと細かい泡が出る状態。
5の1/6量を木べらにのせ、滑らせるようにして油に入れる。菜箸で押しながら木べらを引くようにするとよい。一度に全部入れると油の温度が下がるので、3つずつ揚げる。
下のほうが固まってきたら返す。泡が少なくなり、カリッとしたら揚げ上がり。取り出して油をきり、残りも同様に揚げる。
器に盛り、天つゆ、大根おろしを添え、好みで一味とうがらしを大根おろしにふる。
【油をそのまま捨てちゃダメ!リサイクルできる】
残った油は専用の保存容器に移して保存する。使い終わった油は油こし紙を通して揚げかすを取り除き、暗くて涼しい場所で保存し、1週間から10日間を目安に早めに使いきる。再利用には、フライや炒め物などが向く。
このレシピをつくった人
浜崎 典子さん
料理学校の校長を務めた経験を生かし、料理番組や雑誌のフードコーディネート、講習会など各種メディアで活躍している。郷土料理にも造詣が深い。
つくったコメント