フレンチトースト
薄切りの食パンは、中まで火が通りやすく、ビギナー向きです。甘みがついているので、焦げないように弱めの中火で焼きましょう。
写真: 野口 健志
*1人分
*パンを卵液につける時間は除く。
材料
(2人分)
- ・食パン (8枚切り) 2枚
- 【卵液】
- ・卵 2コ
- ・牛乳 カップ1/2
- ・砂糖 30g
- ・バター (食塩不使用) 60g
- ・はちみつ 適宜
- *またはメープルシロップ。好みで。
つくり方
ボウルに卵を割り入れ、卵白の塊がなくなるまで泡立て器でよく溶きほぐす。泡立て器を持ち上げると、サーッと流れ落ちるくらいを目安にする。
1に牛乳と砂糖を加えて混ぜ合わせる。
食パンを半分に切り、2につけてラップをして、冷蔵庫に一晩おく(朝つける場合は、15分間以上)。
3のパンの余分な汁けをきって皿にのせる。
バター30gを中火で溶かしたフライパンに、パン2切れを皿からスライドさせて入れる(大きなフライパンの場合は、バターを60gにして4切れを一度に焼いてもよい)。
焦げないように弱めの中火にし、焼き色がついたら裏返す。もう片面も同じように焼き色をつける。残りも同様に焼く。器に盛り、はちみつやメープルシロップを添える。
【フレンチトーストQ&A】
【Q】どんなパンが向いているの?
【A】焼きたての柔らかいパンより、乾燥して少し堅くなったパンのほうが向いています。水分がとんでいるため、卵液をよく吸って、ふっくらと仕上がります。
【Q】バゲットでつくりたい!
【A】食パンより卵液が浸透しにくいので、つける時間を少し長めにします。一晩つければ十分ですが、朝つける場合は30分間以上を目安に。食パンに比べて火が通りにくいので、火加減に注意しながら、じっくり時間をかけて焼きましょう。
はちみつを使うので、1歳未満の乳児には与えないでください。
このレシピをつくった人
荻野 伸也さん
都内の有名レストランの料理長などを歴任し、2007年に自身の店をオープン。荻野さんの人柄同様、店内や厨(ちゅう)房には明るく楽しい雰囲気があふれる。肉料理や煮込み料理が得意。
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