ねぎじゃが
ねぎの甘みと香りが、ホックリ甘いじゃがいもにしみて、相乗効果のおいしさ。しらたきは仕上がり直前に加えてサッと煮ればOK。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
材料
(2人分)
- ・じゃがいも 4コ
- ・ねぎ (白い部分) 2本分
- ・しらたき 100g
- ・サラダ油 大さじ1
- 【煮汁】
- ・だし カップ1/2
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・みりん 大さじ2+1/2
つくり方
じゃがいもは皮をむいて2cm角に切り、水に10分間ほどさらして水けをきる。ねぎは3~4cm長さの斜め切りにする。鍋にたっぷりの湯を沸かしてしらたきを入れ、再び煮立ったらざるに上げて水けをきる。粗熱が取れたら食べやすい長さに切る。
鍋にサラダ油を入れて中火で熱し、ねぎを入れて1~2分間炒める。しんなりとしたら【煮汁】のだしを注ぎ入れ、1のじゃがいもを加え、ふたをして強火で3~4分間煮る。じゃがいもが柔らかくなったら【煮汁】のしょうゆ、みりんを加え、中火で7~8分間煮る。1のしらたきを加えて強火にし、煮立ったら火を止める。
ねぎは焦がさないように十分に炒めて甘さとコクが出たら、じゃがいもを加えて、ねぎのエキスを含ませる。
【おいしいじゃがいもの見分け方】
・全体にコロンと丸い
・でこぼこが多い
でこぼこは発芽するための穴。この穴が多いと、発芽のための栄養をたくさん蓄えている証拠!
・ずっしりとした重さがある
【水にさらして酸化を防ぐ】
皮をむいたじゃがいもは、そのまま置いておくと赤っぽく変色してしまう。これは空気に触れて酸化するために起こる。これを防ぐために、皮をむいて切ったらかぶるくらいの水につけて空気に触れないようにする。水につけることで適度にアクがぬけ、甘さが引き出される。
このレシピをつくった人
内田 悟さん
東京・中央区にある青果店の代表。
フランス料理店で修業中、野菜に魅せられ青果業に転身。2005年に「築地御厨(つきじみくりや)」を開業。選りすぐりの旬の野菜を有名レストランに納め、信用できる青果店として評判を呼ぶ。野菜の目利きとしてテレビや雑誌でも活躍中。
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