丸ゆでにんじんのホットサラダ
材料
(2人分)
- ・にんじん 1本
- ・たまねぎ 20g
- ・オリーブ油 大さじ1
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
つくり方
鍋にたっぷりの湯を沸かしてにんじんを皮付きのまま入れ、ユラユラと煮立つくらいの火加減で、太い部分に竹串を刺してスーッと通るようになるまで1時間ほどゆでる。
たまねぎは縦に薄切りにし、水に10分間ほどさらし、水けをきる。1のにんじんは一口大の乱切りにする。
ボウルに2のにんじんとたまねぎを入れ、にんじんが温かいうちにオリーブ油を回しかけ、塩、こしょうを加えてよく混ぜる。
【おいしいにんじんの見分け方】
・肩が張っている
・やや小さめ
・下半分があまり太っていない
・ひげ根の跡がほぼ等間隔でまっすぐ並んでいる
・芯が小さめで、真ん中にある
・芯の部分が細い
・中心まで鮮やかなオレンジ色
大きすぎたり、太すぎるにんじんは収穫が遅れて育ちすぎたもの。身が堅く、甘みが少なくなる。
【保存法】
◆新聞紙に包むときは、両端を開けて◆
にんじんは風に当たると傷みやすいので、新聞紙に包み、常温で保存する。蒸れないように両端は開けたままにしておくのがポイント。洗ってあるものは1週間、泥付きのものは1~2週間保存できる。
【丸ごとゆでて甘さを引き出す】
にんじんは皮付きのまま丸ごと鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ入れて弱火にかけ、ユラユラと煮立つくらいの湯でゆでます。80~85℃くらいの湯で、1時間ゆでると、甘みと風味が引き出されて、格別のおいしさに。
【保存のウラ技】
◆ゆでておけば、使い方自由自在!◆
丸ごとゆでたにんじんは、ペーパータオルで包み、ジッパー付きのポリ袋に入れて冷蔵庫へ。3~4日間保存できる。使うときは料理に合わせて切り、あとは生のにんじんと同様に調理すればOK。加熱時間が少なくてすむので、肉じゃがやサラダ、カレーライスなどが手早くつくれる。
このレシピをつくった人
内田 悟さん
東京・中央区にある青果店の代表。
フランス料理店で修業中、野菜に魅せられ青果業に転身。2005年に「築地御厨(つきじみくりや)」を開業。選りすぐりの旬の野菜を有名レストランに納め、信用できる青果店として評判を呼ぶ。野菜の目利きとしてテレビや雑誌でも活躍中。
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