豚こまとねぎのしょうが焼き
こんがりと焼けた部分と、たれがよくからんだ柔らかい部分。両方のおいしさを味わえる欲張りなしょうが焼き。レタスといっしょなら、さっぱりといただけます。
写真: 岡本 真直
*1人分
材料
(2人分)
- ・豚こま切れ肉 250~300g
- ・ねぎ 1本
- 【たれ】
- ・しょうが 2かけ
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・みりん 大さじ2
- ・酒 大さじ1
- ・サラダ油 大さじ2
- ・小麦粉 大さじ1
- ・レタス 2~3枚
つくり方
ねぎは5mm幅の斜め切りにする。しょうがは皮を薄くむいてすりおろし、【たれ】のほかの材料と混ぜ合わせる。
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、豚肉をパックから直接入れる。すぐに小麦粉をざっとふりかける。
この小麦粉は衣ではないので、全体にしっかりまぶす必要はない。
ねぎを豚肉にのせ、残りは周りに散らしてそのまま動かさずに2~3分間焼く。
豚肉の周りの色が変わってきたら、菜ばしで上下を返す。ここで肉は自然とほぐれる。
1の【たれ】を回し入れ、強めの中火で【たれ】を煮立たせて、上下を返しながら1~2 分間、汁けが少なくなるまで炒める。
レタスは食べやすい大きさにちぎって器に敷き、5をのせる。
【「豚こま」はこんな肉!】
肉の形を整えるときに出る切れ端や、肩、腕といった需要の少ない部位の薄切りなどを詰め合わせたものです。数種類の部位がミックスされている場合が多く、低価格で経済的。
◆ドリップがあるときは◆
傾けたときに赤い汁(ドリップ)がたまったり、肉の表面がぬれていたりしている場合は、ペーパータオルで押さえるようにして取り除いて使う。
【ほぐさずに焼く】
豚こま切れ肉は、パックに入った状態のままフライパンに入れ、最初はほぐさずに焼き始めます。1枚ずつ広げたり、すぐにほぐしたりすると、肉が堅くなったり、水分がぬけてパサパサに。ほぐさずに焼くことで、下面にはこんがりと焼き色がつき、かたまりの部分は熱をため込んでゆっくり火が通るので、柔らかな仕上がりになります。
このレシピをつくった人
小田 真規子さん
健康に配慮した、つくりやすく、おいしい料理に定評がある。料理の基本、つくりおき、一人鍋、おつまみ、冷凍の活用、つくりやすい減塩メニューなど、初心者からシニア向けまで幅広く多種多様に料理を提案。身近な材料を活かした手軽なレシピが人気を集めている。
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