きょうの料理レシピ
えびのレッドカレー
ココナツミルクのまろやかなコクが特徴のタイカレー。ハーブがカレーペーストにはたくさん使われているので、香りがとばないよう、あまり煮込まずにつくります。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/400 kcal
調理時間
/25分
材料
(4~5人分)
- ・えび (有頭) 4~5匹
- ・ゆでたけのこ 200g
- ・なす 2コ
- ・ココナツミルク 400ml
- *ココヤシの果肉(胚乳)を削り、絞って得られる乳白色の液体。まろやかなコクがある。缶詰やパックで売られている
- ・レッドカレーペースト 50g
- *タイのとうがらしやハーブが使われるタイカレーを日本でつくるには、カレーペーストが必要。レッドのほかにグリーン、イエローがある。大手スーパーや百貨店で入手可能
- ・こぶみかんの葉 6枚
- *あれば。こぶみかんの葉は、タイ名バイマックルー。レモンやライムに似たかんきつ系のさわやかな香りをもつ。冷凍保存できる
- ・ナムプラー 大さじ1+1/2~2
- *小形のいわしに塩を加えて発酵させた魚醤。うまみと塩味を加える調味料としてタイ料理に欠かせない、日本のしょうゆのようなもの
- ・とうがらし (大。赤) 適量
- *とうがらしは、タイのとうがらしは種類が豊富。大きいとうがらしは、辛みがあまりなく、彩りとしても使う。なければ、万願寺とうがらしを使うとよい
- ・とうがらし (大。緑) 適量
- *とうがらしは、タイのとうがらしは種類が豊富。大きいとうがらしは、辛みがあまりなく、彩りとしても使う。なければ、万願寺とうがらしを使うとよい
- ・バイホーラパー カップ1/3
- *あれば。バイホーラパーは、イタリア料理などで使われるスイートバジルの仲間だが、香りや味は遣うので、なければ使わなくてよい
- ・米 適量
- *あればインディカ米
- ・砂糖
つくり方
1
えびは、背ワタを取り、足やひげを切る。たけのこは、食べやすい大きさに切る。なすは、皮をむいて縦四つ割りにし、長さを半分に切る。米は普通に炊いておく。
2
中華鍋かフライパンにココナツミルクの上部の濃い部分約200mlを入れ、中火で煮詰める。グツグツといって分離してきたら、レッドカレーペーストを入れて、焦げないように注意しながらいためる。
! ポイント
缶は振らずに開け、上部に固まっている濃い部分を油の代わりに使う。いためることで、カレーペーストの香りを引き出す。
3
赤い油が浮いてきたら、残りのココナツミルク約200mlと水カップ1を加え、たけのこ、こぶみかんの葉、ナムプラー、砂糖大さじ1、斜め薄切りにしたとうがらしも加えて軽く煮る。さらにえびを加え、火が通ったらなすを加える。軽く沸騰したら火を止め、バイホーラパーを加える。器に盛り、ご飯にかけながら食べる。
きょうの料理レシピ
2005/07/20
ちょっと腕まくり
このレシピをつくった人
原野 真由美さん
都内の自宅でタイ料理教室主宰。フラワーデザイナーとして活躍後、夫の赴任に伴い、約7年間タイに滞在。王宮料理から家庭料理、屋台料理、お菓子まで、タイ料理を幅広く学ぶ。タイのエディブルフラワーを使った料理とテーブルコーディネートのコンテストで、審査員特別賞を受賞。
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