きょうの料理レシピ
鶏もも肉のカレー風味
皮のサックリと、身のしっとりをいっしょにいただきます。ソースも味わいたっぷり。
写真: 山本 明義
エネルギー
/500 kcal
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 (骨つき) 2本(400g)
- ・たまねぎ (小) 1/4コ
- ・にんじん 20g
- ・にんにく 1/2かけ
- ・トマト 1/4コ
- ・カレー粉 小さじ1/2
- ・白ワイン カップ1/2
- ・スープ カップ2
- *固形チキンスープの素1コを湯カップ2で溶いたもの。
- ・生クリーム 大さじ2
- ・こしょう
- ・オリーブ油
つくり方
1
鶏もも肉は関節の部分から二つに切り離して、皮に包丁を約3cm間隔に入れる。こしょう少々をふる。
! ポイント
皮に包丁を入れるのは、肉に熱を通りやすくするのと、皮が熱で縮むのを防ぐため。
2
フライパンにオリーブ油少々を薄くひいて熱し、1を皮目から入れて約3分間強火で焼く。途中で上下を返す。
3
たまねぎ、にんじん、にんにくはみじん切りにする。トマトは5mm角に切る。
4
フライパンから鶏肉を取り出す。なべにオリーブ油大さじ2を入れて強火で熱する。3のたまねぎ、にんじん、にんにくを加えていためたら、カレー粉、白ワイン、スープ、再び鶏肉を身の側から加えて中火で約5分間煮る。強火にして揺すりながら約3分間煮詰めたら、鶏肉を取り出して器に盛る。なべに生クリーム、3のトマトを加えて中火で約2分間煮詰めてソースにする。
! ポイント
皮のサックリ感を残すために、鶏肉が全部ソースにつからない平なべ、またはフライパンを使う。
5
鶏肉の上にソースをかける。あればバジル、ローズマリー、エストラゴン、タイムなど好みのハーブ類を適宜飾る。好みでバターライス(分量外)を添える。
全体備考
《肉の香ばしさを引き出す》
鶏肉に限らず魚などを焼くときでも、香ばしさを出したいときには、余分な油を焼いて溶かし出してとることが大切です。特に皮の部分は脂がよくのっているので、はじめに皮目をカリッと焼いておけば、そのあとで煮たり、蒸したりしても香ばしさが残ります。
きょうの料理レシピ
2001/12/05
このレシピをつくった人
依田 輝明さん
東京・南青山にあるフランス料理店のオーナーシェフ。国内の有名店で修業後、パリで学ぶ。美しく魅せる料理をつくるフレンチのシェフ。
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