きょうの料理レシピ
治部煮
北陸・金沢の郷土料理です。本来は真がも肉とすだれ麸を使いますが、合がもと焼き豆腐でつくりやすくしました。
写真: 尾田 学
エネルギー
/280 kcal
*1人分
調理時間
/50分
材料
(4人分)
- ・合いがも肉 (薄切り) 8枚
- ・焼き豆腐 1丁
- ・生しいたけ (小) 8枚
- ・にんじん 2/3本
- ・春菊 少々
- ・だし カップ2
- 【A】
- ・酒 大さじ1
- ・砂糖 大さじ3
- ・みりん 大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・塩 少々
- ・わさび (おろす) 適量
- ・塩
- ・小麦粉
つくり方
1
焼き豆腐は縦半分に切ってからさざ波に切る。生しいたけは堅く絞ったふきんでかさをふき、石づきを取ってサッとゆでる。
! ポイント
焼き豆腐のさざ波切りは見た目も美しく、味の含みをよくする効果もある。包丁を寝かせて入れて細かく左右に動かしながら切る。
2
にんじんは8~10mm厚さに切り、梅型で抜く。花弁と花弁のくぼみから中心に向けて縦に切り込みを入れ、切り込みに向けて斜めにそぎ取る(ねじり梅)。軽く下ゆでする。
! ポイント
かもは長く煮ると堅くしまってしまう。粉をまぶして火を通したら一度取り出し、最後にまた加えるとよい。
3
春菊は塩を加えた熱湯でサッとゆでて冷水にとり、水の中でふりながらそろえて水けを絞り、3cm長さに切る。
4
底の広い浅鍋にだしを煮立て、【A】を加えて中火にする。合いがもに小麦粉を軽くまぶしながら加えていく。2~3分間煮て取り出す。
5
4の鍋に1と2を加えて3~4分間煮、かもを戻し入れて1~2分間煮る。
6
器に盛り、春菊を煮汁に浸して添え、わさびをのせる。
全体備考
かもは鶏肉で代用してもよい。
◆献立のヒント◆
ぶりの塩焼き おろし添え
ほうれんそうのおひたし
きょうの料理レシピ
2005/01/10
冬はやっぱり煮物
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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