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きょうの料理レシピ

栗きんとん

分量を守ってつくれば、なめらかでおいしいきんとんが簡単にできます。ぼそぼそと芋っぽさが残るのは砂糖やみりんの控えすぎが原因ですよ。

栗きんとん

写真: 佐伯 義勝

材料

・くりの甘露煮 (市販) 12コ
・さつまいも 2本(500g)
*正味350g。
・くりの甘露煮のシロップ カップ1/3
・くちなしの実 2コ
・砂糖
・みりん
・塩

つくり方

1

さつまいもは2cm厚さに切り、皮を厚めにむいて水に放す。サッと洗ってなべに入れ、一度ゆでこぼす。

! ポイント

さつまいもは黒い筋のところを残さないように、厚めに皮をむく。

2

1のなべにかぶるぐらいの水を入れ、くちなしの実を二つに切ってガーゼに包んだものを加える。中火で煮始め、くちなしの色がほんのりと出たらガーゼを取り出す。

3

さつまいもが完全に柔らかくなったら砂糖カップ1を加え、4~5分間煮て木べらで軽くつぶす。熱いうちに煮汁ごと裏ごしして、なべに戻す。

! ポイント

裏ごしは網目に斜めになるように木べらを当て、極力ねかせて引くようにする。また、こし器は30分間以上水につけてから使う。

4

みりんカップ1、くりの甘露煮のシロップを加えて弱めの中火でゆっくりと練る。10分間ほどしてつやよくぽってりとしたら塩少々、くりの甘露煮を加えて1~2分間練ってバットにあける。

! ポイント

木べらを引くとなべ底が見えるくらいの濃度になったら練り上がり。くりを加えたら火を通しすぎないこと。

きょうの料理レシピ
2001/12/26

このレシピをつくった人

鈴木 登紀子

鈴木 登紀子さん

(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。

半量より少し多めの芋で、調味料は半量です。
今まで裏漉しして水に晒し、芋臭さを取るものと思ってましたが、みりんのおかげか芋の風味を残しつつ上品な餡で照りもなかなか。
焦って砂糖を入れたら芋を潰すのが大変だったので、煮崩れてから入れても良いと思います。
2024-12-30 11:08:48
味付けは半量で。意外に簡単です!きび糖で作りました。
2023-12-31 07:35:36
昨年もこちらのレシピで美味しく出来ました。今年はより上手に出来ました。クチナシ用意して、大きめのさつまいも2本で皮を多めに取って作ったらきれいな色になりました。硬さも丁度良く出来ました!
2023-12-30 06:11:23
シャバシャバで困惑しましたが、最後の10分を15分にして煮詰めることで何とか形にはなりました。敗因は、ひたひたの水で茹でる時の水の量がハッキリ書いていない事です。ひたひたにしたつもりでしたが多かったようです。作る前から、みりんの量も多いのが気になってましたが、味は評判のようなので興味本位で作ってみました。確かにみりんがいっぱいだと美味しく、まるで売り物のよう。和の味付けにはみりんの甘味が合います。
2023-12-28 10:38:14
南天の代わりに松葉をあしらいました。くちなしの実の代わりにターメリック(うこん)で着色しました。こし器はもっていないので、裏ごしはできておりません。少しさつまいもの小さな塊が残りましたが、なめらかクリーミーに仕上がったと思います。しっかり甘めで、おいしかったです。
2023-01-01 12:59:23

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