きょうの料理レシピ
セロリと牛肉の炒め物
セロリには体の熱を取る動きと神経を鎮める働きがあります。スタミナのつく牛肉と合わせて、元気が出るおかずに。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/297 kcal
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・セロリ (大) 2本
- ・牛ひき肉 100g
- *薄切り肉でもよい
- ・クコの実 大さじ2
- 【A】
- ・八丁みそ 30g
- ・砂糖 大さじ1
- ・酒 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1/2
- ・みりん 大さじ1/2
- ・スープ 大さじ1
- *チキンスープの素(中国風)少々を表示どおりに水に溶かしたもの
- ・サラダ油
- ・ごま油
つくり方
1
セロリは茎の部分を1cm幅の斜め切りにする。クコの実は湯に約10分間つけ、戻しておく。【A】の材料は合わせておく。
2
中華鍋を熱し、サラダ油大さじ1をひいてセロリをサッといため、取り出す。
! ポイント
セロリは体の熱を取る素材だが炒めることで効果は和らぐので、冷えが気になる家族も一緒に食べられる。
3
同じ鍋に牛ひき肉を入れていためる。ポロポロとしてくるまでしっかりいため、合わせた調味料を加えて混ぜる。セロリ、水けをきったクコの実も加え、いため合わせる。仕上げにごま油適宜をふる。
全体備考
《夏レシピ効能メモ》
★セロリ★体の熱を取る。神経を鎮める。血液をきれいにする。
★牛肉★胃腸を丈夫にし、消化力を高める。
★クコの実★肝・腎の機能を助ける。強壮効果もある。
きょうの料理レシピ
2004/07/05
きれい・健康・夏レシピ
このレシピをつくった人
加藤 奈弥さん
フランス留学、三ツ星レストランでの修行を経て、中国・国立北京中医薬大学日本校食養・養生科で学ぶ。「薬膳師」の資格をもつ料理研究家として活躍。日本中医食農学会理事。薬膳の正しい知識をベースにしつつ、つくりやすくておしゃれなレシピを提案している。
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