きのこづくしの山かけ

しいたけは軸を除き、薄切りにする。まいたけは食べやすくちぎる。しめじは根元を落として小房に分ける。えのきだけは根元を切り落とし、長さを半分に切る。

合わせるきのこはお好みで。1種類よりも数が多いほうが豊かな味わいになる。

底の広い浅鍋に、まいたけ、しめじ、しいたけ、えのきだけの順に入れ、【A】のだし、みりん、うす口しょうゆを順に加えて中火にかける。菜箸でやさしく混ぜながら、汁けがなくなるまで煮て、バットにあける。

煮汁が少ないように思えるが、煮ているうちにきのこからだんだん水分が出てくる。

長芋は皮をむいてすりおろし、塩を加えてよく混ぜる。器に2のきのこを盛り、長芋をかける。

とろみの強い大和芋などをすって使うときは、だしを適量加えてのばすとよい。

青のり粉を小さいバットに入れる。竹串を太いほうの端から5～6cmのところでL字形に折り曲げ、サッと水でぬらして青のり粉をつける。3の長芋の上に押しつけて線を描き、井げたの模様にして飾る。

青のり粉はちょっと散らすだけでもよいが、おしゃれに飾れば、おもてなしにも。