きょうの料理レシピ
さんまの梅干し煮
青背の魚は、梅干しの程よい酸味を加え、くせを取りつつすっきりした味わいに。古漬けの梅干しを最後までおいしくいただけるおかずです。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/340 kcal
*1人分
塩分/4.2 g
*1人分
調理時間
/25分
材料
(2人分)
- ・さんま 2匹
- ・梅干し 2コ
- ・しょうが 25g
- 【A】
- ・水 100~120ml
- ・酒 カップ1/4
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・うす口しょうゆ 大さじ1+1/2
つくり方
1
さんまは頭と尾を切り落として3等分に切る。割り箸などで内臓を押し出しながら水で洗い、紙タオルで水けを拭く。
2
しょうがは洗い、皮ごと薄切りにする。
3
鍋に【A】を合わせ、重ならないようにさんまを並べる。梅干しとしょうがを加えて中火にかけ、時々アクを取り、煮汁をかけながら15分間煮る。
全体備考
【古漬けの梅干し】
おばあさんの漬けた梅干しを保存し、少しずつ使い続けているという杉本家。冷蔵庫のない時代は、料理を腐りにくくする役割も果たしていました。古い梅干しは少し堅いので、米を炊くときに加えたり、今回のように煮物に加えているそう。
きょうの料理レシピ
2016/10/10
杉本節子の 町家で楽しむ京ごはん
このレシピをつくった人
杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
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