きょうの料理レシピ
べろべろ
石川県の夏祭りやお正月に欠かせない、お祝い料理の一つ。卵を散らしたべっこう色の寒天は、ほんのり甘じょっぱく、さっぱりとしたしょうがの風味です。フルフルした口当たりを表すような、ユーモラスな名前も印象的!
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/280 kcal
*全量
塩分/4.1 g
*全量
調理時間
/15分
*冷やし固める時間は除く。
材料
(11×14×4.5cmの容器1コ分)
- ・粉寒天 小さじ2
- ・卵 1コ
- 【A】
- ・砂糖 50g
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・塩 小さじ1/6
- ・しょうが汁 小さじ1/2
- ・水 カップ2+1/4
つくり方
1
鍋に水カップ2+1/4と粉寒天を入れて混ぜ、中火にかける。煮立ったら弱火にし、2分間ほど煮て寒天を溶かす。
2
卵はボウルに割り入れて、よく溶きほぐす。
3
1に【A】を加えて混ぜ、砂糖が溶けたら少し火を強め、軽く煮立ったところに2を細く流し入れる。卵がふんわりと浮いてきたら火を止めて、しょうが汁を加え、粗熱を取る。
4
内側を水でぬらした容器に流し、冷蔵庫で1時間ほど冷やし固める。容器から取り出し、食べやすく切って器に盛る。
全体備考
【MEMO】
家庭や地域によっては、昆布だしを使ったり、くるみやそうめんなどを入れることも。「えびす」「はやえべす」「べっこう」などとも呼ばれています。
きょうの料理レシピ
2016/08/02
夏・郷土の味で旅気分!
このレシピをつくった人
渡辺 あきこさん
各地に伝わる郷土料理に興味をもち、全国の「母の味」を訪ね歩くことがライフワークに。料理教室やテレビ番組、数々の著書を通して、ほっこりとした家庭料理のレシピを伝え続けている。
つくったコメント