きょうの料理レシピ
ひねポン
卵を産まなくなった雌鶏(めんどり)「ひね鶏」+ポン酢で「ひねポン」。兵庫県南西部「播州(ばんしゅう)」の名物おつまみです。しっかりした歯ごたえとうまみが人気の秘密。普通の鶏もも肉でも近い味わいになるように、よく焼き、よく冷まし、よく味をしみ込ませます。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/210 kcal
*1人分
塩分/2 g
*1人分
調理時間
/20分
*焼いた肉を冷ます時間、冷蔵庫におく時間は除く。
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 1枚
- ・細ねぎ 3本
- ・ポン酢しょうゆ (市販) 大さじ4
つくり方
1
鶏肉は厚い部分に切り目を入れて開き、なるべく平らにならす。魚焼きグリルで約10分間、皮が香ばしくなり、中心に完全に火が通るまで焼く(グリルが片面焼きの場合は、皮を上にして約6分間、裏返して8分間が目安)。
2
1を取り出してしっかりと冷まし、肉の繊維を断つように半分に切る。それぞれ、繊維に沿うようにして、なるべく薄切りにする。
3
細ねぎは小口切りにする。1/2量を2とともにポリ袋に入れて、ポン酢しょうゆを加え、袋の口をとじて冷蔵庫に1時間~一晩おく。器に盛り、残りの細ねぎを散らす。
全体備考
【MEMO】
焼いた肉は、よく冷ましてから切ったほうが肉汁も流れ出ず、上手に薄切りにできる。
きょうの料理レシピ
2016/08/02
夏・郷土の味で旅気分!
このレシピをつくった人
渡辺 あきこさん
各地に伝わる郷土料理に興味をもち、全国の「母の味」を訪ね歩くことがライフワークに。料理教室やテレビ番組、数々の著書を通して、ほっこりとした家庭料理のレシピを伝え続けている。
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