うら巻きずし
ご飯が外側にくる『うら巻きずし』。ご飯にごまをたっぷりとまぶしてから、切り分けます。
写真: 竹内 章雄
*全量
*全量
*米をざるに上げておく時間、炊く時間は除く。
材料
(6本分)
- ・米 400ml(カップ2)
- 【すし酢】
- ・酢 カップ1/2
- ・砂糖 大さじ2
- ・塩 小さじ1
- ・すだちの搾り汁 1コ分(大さじ1)
- ・かにかまぼこ 9本
- ・アボカド 1コ
- ・青じそ 11~14枚
- ・姫きゅうり 6本
- *1本10cmほどのきゅうり。手に入らないときは、太めのきゅうりを縦4等分に切って使う。
- ・焼きのり (全形) 3枚
- ・白ごま 適量
- ・黒ごま 適量
- ・おろしわざび 適量
- ・マヨネーズ 小さじ3
- ・しょうゆ 適量
つくり方
米はといでからざるに上げ、約15分間おく。炊飯器の内釜に入れ、同量の水を加えて堅めに炊く。
【すし酢】をつくる。ボウルに酢を入れ、砂糖、塩を加えて溶けるまでよく混ぜる。
炊きたてのご飯に2の【すし酢】を加え、しゃもじで切るように混ぜる。すだちの搾り汁を加えてさらに混ぜる。
すだちの搾り汁によって、香りのよいすし飯になる。
かにかまぼことアボカドのうら巻きずしをつくる。アボカドは種と皮を除き、8~10等分のくし形に切る。青じそは5枚を縦半分に切る。焼きのりは半分に切る。オーブン用の紙を、焼きのりよりもやや大きめに切る。
巻きすにオーブン用の紙を敷き、焼きのりをのせる。すし飯の1/6量を、焼きのりの端まで平らに広げ、裏返す。
焼きのりの中心よりも少し手前側にアボカドを1列に並べる。半分に切った青じそ3~4枚を重ねる。マヨネーズ約小さじ1を筋状に塗り、かにかまぼこ3本をのせる。具を一巻きし、巻き終わりを下にして軽く押さえる。
アボカドやかにかまぼこは、焼きのりの両端から少しはみ出すように並べて巻く。
オーブン用の紙を巻き込まないように持ち、端まで巻く。
皿に白ごまを広げ入れ、7をゆっくりと転がして、白ごまをまんべんなくつける。残り2本も同様につくる。
きゅうりのうら巻きずしをつくる。5と同様にしたら、焼きのりの中心に青じそ2~3枚をのせ(青じそは切らない)、姫きゅうり2本を並べてのせる。端からはみ出たきゅうりは切る。6~7と同様に巻き、8と同様に黒ごまをつける。残り2本も同様につくる。
8、9を1本につき、それぞれ6等分に切り分ける(まずは真ん中で2等分に切ると切りやすい)。器に盛り、わさび、しょうゆ適量を添える。
形がくずれないように、よく切れる包丁で丁寧に切る。時々、水でぬらして固く絞った布巾で刃を拭くと、切りやすくなる。
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
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