カルボ
イタリア料理の人気者カルボナーラが、親しみやすく変身。牛乳を使ったソースで、くどすぎずやさしい味に。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*1人分
*スパゲッティを冷蔵庫でおく時間は除く。
材料
(1~2人分)
- ・スパゲッティ (乾/強力粉使用の太めのもの) 170g(ゆで上がり約400g)
- ・ベーコン 25g
- ・たまねぎ 25g
- ・マッシュルーム (薄切り/水煮でも可) 30g
- 【A】
- ・水 70ml
- ・塩 2g(約2つまみ)
- ・にんにく (すりおろす) 小さじ1/2
- 【ソース】
- 【B】
- ・溶き卵 1コ分
- ・顆粒(かりゅう)スープの素(もと) (洋風) 小さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・塩 1つまみ
- ・牛乳 カップ1/2
- ・生クリーム (乳脂肪分35%以下) 大さじ2
- ・フライドオニオン (市販) 1つまみ
- ・粉チーズ 10~15g
- ・サラダ油
- ・バター 5g
- ・黒こしょう (粗びき) 適量
つくり方
鍋にたっぷりの湯を沸かし、スパゲッティを約10分間(太めの芯が残るくらい)ゆでて、もみ洗いし、冷水に移して冷ます。水けをきってポリ袋に入れ、サラダ油大さじ1/2~1をまぶして冷蔵庫で半日間おく。
ベーコンは1cm幅に切る。たまねぎは5mm幅に切る。【A】を混ぜ合わせる。
【ソース】をつくる。ボウルに【B】を入れて箸で混ぜる。コシがなくなったら、しょうゆ、塩、牛乳、生クリームの順に加えながら混ぜる。
フライパンに【A】、サラダ油大さじ1+1/2、にんにくを入れて強火にかける。
温まったら、1のスパゲッティ、2のベーコンとたまねぎ、マッシュルームを入れて、全体をトングで混ぜ合わせながら炒める。
炒めるときは、具材を麺の上に引き上げながら炒めると、焦げつきにくくなる。
スパゲッティの表面がつややかになったら、時々フライパン全体を揺すりながら焼く。
炒めはじめから約2分30秒間後、水分がとんでうっすらと煙が立つようになったら、上下を返す。
水分がなくなって、スパゲッティの表面がカリッとした状態に。焼き時間を長くすると、よりカリカリに。
両面に焼き色がついたら、バターをのせ、溶け落ちたら返して、軽くほぐす。
フライパンを火から外して、ぬれ布巾の上に置き、約15秒間冷ます。
フライパンが熱いままだと、【ソース】の卵が一瞬で固まってしまう。
9を弱火にかけ、フライドオニオン、粉チーズ、3の【ソース】全量を加えて、全体を手早く混ぜ合わせる。
【ソース】が煮詰まって少しトロリとしたら皿に盛り、黒こしょうをふる。
●水でぬらして絞った布巾を用意する。
このレシピをつくった人
阿久津 吉徳さん
東京下町の焼きスパ専門店店長。調理師専門学校卒業後、イタリア料理店で腕を磨き、現在の店へ。工夫を加え、飽きずに食べられる焼きスパをつくり続ける。
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