きょうの料理レシピ
高野豆腐のしょうがあん
舌ざわりのよい高野豆腐を汁物にします。仕上げのしょうがで味わいが増します。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/110 kcal
*1人分
塩分/2 g
*1人分
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・高野豆腐 4コ
- *4等分して下ごしらえをしたもの。(全体備考参照)
- ・油揚げ 25g
- ・青ねぎ 10g
- 【A】
- ・煮干しだし 360ml
- *煮干しだしのとり方(つくりやすい分量)鍋に水1.5リットルと煮干し約60gを入れて中火にかけ、沸いたらアクを取りながら8分間煮て火を止める。このまま2分間おき、こす。
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・塩 3つまみ
- 【水溶きかたくり粉】
- ・かたくり粉 大さじ1弱
- ・水 大さじ1
- ・しょうが (すりおろす) 適量
つくり方
1
油揚げは熱湯でサッとゆでて油抜きをし、細切りにする。青ねぎは斜め薄切りにする。
2
鍋に【A】、高野豆腐、油揚げを入れ、弱火で煮る。
! ポイント
高野豆腐と油揚げを最初から入れて、味をたっぷりしみ込ませる。
3
沸いたら【水溶きかたくり粉】を回し入れ、やさしく混ぜて火を止める。青ねぎを加えてひと混ぜし、器に盛ってしょうがを添える。
全体備考
【高野豆腐の下ごしらえ】材料(つくりやすい分量)
高野豆腐…4枚(約70g)
水…1.5リットル
1.鍋に水と高野豆腐を入れ、途中で裏返して全体に水を含ませる。
2.1~2分間後に取り出して軽く水けをきって4等分にし、鍋に戻して中心部分まで水を含ませる。
3.強火にかけ、煮立ったら火を弱めてゆでる。
形を残す場合は、5~6分間ゆでて火を止める。網じゃくしで丁寧に取り出し、ボウルに重ねたざるに広げ、自然に水けをきる。
●保存方法●
水けをきった状態で保存容器に入れ、表面にラップをしてふたをする。冷蔵庫に入れ、2~3日間保存可能。
きょうの料理レシピ
2016/01/06
今こそ伝えたい!京料理人の温故知新レシピ
このレシピをつくった人
中村 元計さん
天龍寺で修行後、24歳より生家の料亭に入り、伝統の味を伝える。日本ならではの食材を生かした料理も提案。和食を科学的な視点で分析したわかりやすい解説も好評。NPO法人「日本料理アカデミー」でも活躍中。
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