きょうの料理レシピ
たら昆布碗
雪のように白いたらにたっぷりのすき昆布を合わせた、香り豊かな碗(わん)です。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/80 kcal
*1人分
塩分/4.5 g
*1人分
調理時間
/20分
*すき昆布を戻す時間は除く。
材料
(2人分)
- ・たら (切り身) 2切れ
- ・すき昆布 1/4枚
- *湯通しした昆布を細切りにし、 板状に干して乾燥させたもの。
- ・ねぎ 10cm
- ・だし カップ3
- 【A】
- ・塩 小さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ1
- ・柚子(ゆず)の皮 少々
- ・酒 小さじ1
つくり方
1
すき昆布は水でよく洗って5~6分間水につけて戻し、水けをきる。熱湯でサッとゆでてざるに上げ、ざるごと冷水にとって冷まし、水けをきる。ねぎは長さを半分に切り、縦に1本切り目を入れる。芯を除き、せん切りにする(白髪ねぎ)。
2
鍋にたらとたっぷりの水を入れて強火にかけ、煮立ったら中火にして白い泡が出るまで2~3分間ゆでる。鍋ごと流し台に移し、蛇口に布巾を巻きつけて水の当たりをやさしくしてから、水を流して冷ます。十分に熱が取れたら、たらを丁寧にすくい、ざるに上げる。
! ポイント
たらはアクが多いので、一度下ゆでします。身がくずれやすいので、扱いは丁寧に。
3
鍋にだしを入れて煮立て、たらを加える。【A】と酒を加えて味を調える。すき昆布は万能こし器に入れて鍋の端から汁につけ、汁を玉じゃくしですくいかけて温める。
4
椀に3のすき昆布を盛り、たらを手前に盛る。白髪ねぎと柚子の皮を添え、熱い汁をはる。
きょうの料理レシピ
2016/01/05
登紀子ばぁばの元気印
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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