きょうの料理レシピ
ぶりの照り焼き
皮も身も焼き目をカリッとつけてから、たれを手早くからめるのが照り焼きのコツです。甘辛いたれに包まれた魚は、時間がたってもパサつきません。
写真: 南都 礼子
エネルギー
/160 kcal
*1枚分
塩分/1 g
*1枚分
調理時間
/20分
*塩をふっておく時間は除く。
材料
(6枚分)
- ・ぶり 300~350g
- *1切れ50~55gの切り身6枚でもよい。
- 【たれ】
- ・みりん 大さじ1+2/3
- ・しょうゆ 大さじ1+2/3
- ・砂糖 大さじ1
- ・酒 大さじ1
- ・塩
- ・小麦粉
- ・サラダ油 少々
つくり方
1
ぶりは皮側に斜めに細かい格子状の切り目を入れて、等分に6枚に切る。両面に塩少々をふり、10分間ほどおく。
! ポイント
細かく切り目を入れておくと、皮も食べやすく見た目もきれい。
2
出てきた水けを紙タオルで押さえ、小麦粉をまぶす。
! ポイント
塩をふって魚から水けを引き出し、さらに小麦粉でカバー。これで水っぽくならず、カリッと焼ける。粉ははけで薄くつけると、【たれ】が均一にからむ。
3
フライパンにサラダ油少々を中火で熱し、2の皮を下にしてしっかりと焼く。次に切り身の表側を下にして焼き色をつけ、裏返して反対側も同様に焼く。
! ポイント
皮を焼くときは、フライパンに立てて並べ、倒れないように押さえながら焼き目をつけるとよい。
4
フライパンを火から下ろし、ぬれ布巾にのせて粗熱を取り、余分な脂を拭いてから、【たれ】の材料を加える。再び強めの中火で煮立て、スプーンで【たれ】をすくい、全体に回しかけながらからめる。
! ポイント
粉をふった肌(表面)に【たれ】がからむと、つやが出て、中はしっとりと焼き上がる。
5
汁けがなくなり、照りが出たら、バットに取り出して冷ます。
きょうの料理レシピ
2015/12/29
【王道おせち 失敗なしのイロハ】口取り
(初回放送日:2015/12/08)
このレシピをつくった人
田村 隆さん
(1957~2020) 東京・築地にある日本料理店の三代目。日本各地の食材に精通し、個々の持ち味と特性を調和させた料理をこころがけている。
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