ほんのり甘納豆
しっとり柔らかな口当たりと、上品な味わいは絶品!ほんのりやさしい甘さなので、豆自体の風味がしっかりと堪能できます。仕上げのグラニュー糖は、お好みでどうぞ。
写真: 櫻井 めぐみ
*全量
*豆を蒸らす時間、みつにつける時間、乾かす時間は除く。
材料
(でき上がり約480g)
- ・大納言小豆 (乾) 200g
- 【みつ】
- ・グラニュー糖 150g
- ・水 200ml
- 【A】
- ・グラニュー糖 100g
- ・水あめ 25g
- ・グラニュー糖 適宜
下ごしらえ・準備
つくる前にしておくこと
1 大納言小豆をバットなどにあけ、割れた豆や虫食いのある豆を取り除く。
つくり方
小豆をボウルに入れ、たっぷりの水を加える。かき混ぜながら洗い、ざるにあけて水けをきる。水500mlともに鍋に入れ、ふたをせずに強めの中火で沸騰させ、そのまま5分間ほどゆでる。さらに水400mlを加え、湯の温度を下げる。再び沸騰したら湯を半量ほど捨て、水400mlを加えて沸騰させる。
沸騰した状態を保ちながら10~15分間、豆がふくらんでしわがのびるまでゆでる。湯が十分に赤く濁ったら、豆をざるにあけ、湯を捨てる。
豆を流水でサッと洗って鍋に戻し、水500mlを加えて強めの中火にかける。沸騰したらごく弱火にし、ふたをせずに40~50分間、柔らかくなるまで、豆が動かないように煮立てず静かにゆでる。途中、アクが出たら取る。湯が少なくなったら、豆が水面から出ないように、ぬるま湯を適宜足す。
豆が指でつぶせるほど柔らかくなったら火を止め、ふたをしてそのまま30分間ほどおいて蒸らし、ざるにあけて湯をきる。
煮くずれしない程度に柔らかく煮るのがポイント。蒸らすことで、よりふっくらと仕上がる。
別の鍋に、【みつ】の材料を入れて中火にかけ、混ぜながらグラニュー糖を溶かす。沸騰したら、火を止める。
5に4の豆を静かに入れ、オーブン用の紙で落としぶたをする。常温で一晩(8時間以上)おき、【みつ】づけにする。
翌日、6の鍋を強めの中火にかけて沸騰させ、ボウルに重ねたざるにあけ、豆と【みつ】に分ける。
鍋に【みつ】を戻して【A】を加え、強めの中火にかける。耐熱のゴムべらで混ぜてグラニュー糖と水あめを溶かし、火から下ろす。
8に豆を加えてオーブン用の紙で落としぶたをし、さらに常温で一晩(8時間以上)おいて、再び、【みつ】づけにする。
翌日、9の鍋を強めの中火にかけて沸騰させ、ごく弱火にして20分間ほど煮る。
豆をざるにあけて汁けをきり、バットに重ねた平らなざるに広げるか、オーブン用の紙に重ならないように並べて4~5時間おき、冷ましながら乾かす。
豆が完全に冷めて乾いたら、好みでグラニュー糖をまぶす。
【大納言小豆】
小豆のなかでも大粒でつやがあり、煮くずれしにくいので甘納豆向き。小豆は水で戻す手間がいらないので、洗うだけで、すぐに煮てよい。
【保存】
保存容器に入れて、冬は常温で、夏は冷蔵庫で約1週間保存可能。
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