きょうの料理レシピ
里芋と鶏肉の豆乳煮
白みそと豆乳を里芋にやさしくしみ込ませます。加熱する前に里芋のぬめりを取ることがいちばんのコツ!
写真: 浮田 輝雄
エネルギー
/560 kcal
*1人分
塩分/2.6 g
*1人分
調理時間
/25分
材料
(2人分)
- ・里芋 (小) 10コ(700g)
- ・鶏もも肉 (皮付き) 1枚(300g)
- ・だし カップ1+1/2
- ・白みそ 大さじ2
- ・豆乳 (調製) カップ1/4
- ・柚子(ゆず)こしょう 少々
- ・一味とうがらし 少々
- ・塩
- ・こしょう 少々
- ・かたくり粉 大さじ1
- ・ごま油 (白) 大さじ1/2
つくり方
1
里芋は「うす味をしみ込ませるときは(全体備考参照)」を参考に、下処理をする。
2
鶏肉は一口大に切り、塩・こしょう各少々をふり、かたくり粉大さじ1を全体にまぶす。フライパンにごま油大さじ1/2を中火で熱し、鶏肉を入れて皮側から焼き、両面に焼き色がついたら、油をきる。
3
鍋にだしと1を入れて中火にかける。沸騰したら、白みそを溶き入れ、塩小さじ1/4、2を加えて弱火にする。コトコトと約5分間煮て、豆乳を加える。器に盛り、柚子こしょうと一味とうがらしを添える。
全体備考
【里芋のおいしい下ごしらえ】
●うす味をしみ込ませるときは、ぬめりをしっかり取って、味がしみ込むようにする。
里芋は生のまま皮をむき、塩少々でもむ。水で洗い流し、表面のぬめりを取る。鍋に里芋を入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、中火にかける。竹串がスッと通るまでゆで、水にとってぬめりを洗い落とし、ざるに上げる。
●濃い味をからめるときは、皮ごとゆでて、適度にぬめりを生かす。
里芋は泥を洗い落とし、皮ごと鍋に入れる。かぶるくらいの水を加えて中火にかけ、竹串がスッと通るまでゆでる。熱いうちに紙タオルなどを使って皮をむく。
きょうの料理レシピ
2015/09/16
大原千鶴の野菜を味わう京ごはん
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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