まぐろ南蛮
扱いやすいまぐろの刺身を使ったシンプルな南蛮漬け。敬遠されがちな揚げ物も、油の量を少なめにすることで、ひとり分が手軽につくれます!
写真: 今清水 隆宏
*1人分
*1人分
*南蛮酢に漬けて冷ます時間は除く。
材料
(1人分)
- ・まぐろ (刺身用/さく) 100g
- 【A】
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・酒 小さじ1
- ・たまねぎ 1/2コ(100g)
- 【南蛮酢】
- ・水 カップ3/4
- ・酢 カップ1/4
- ・砂糖 大さじ1
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・赤とうがらし (種を取り除く) 1本
- ・かたくり粉 適量
- ・揚げ油 適量
つくり方
まぐろは一口大のそぎ切りにし、【A】をかけて5分間おく。たまねぎはくし形に切る。鍋に【南蛮酢】の材料を合わせ、軽く沸かしてボウルに移す。
1のまぐろの汁けをきり、かたくり粉適量を入れたポリ袋に入れ、全体に薄くまぶす。
フライパンに揚げ油を1cmほど入れて165℃に熱し、まぐろを入れる。時々返しながら3~4分間揚げ、両面が色づいたら、油をきって1の【南蛮酢】に漬ける。たまねぎもサッと素揚げし、南蛮酢に漬ける。そのまま冷めるまでおき、味をなじませる。
【ひとり分ポイント!】
具は2種類のみ!少量の油で揚げる。
【ひとり分便利グッズ】小さなフライパン
ひとり分の揚げ物には、直径20~22cmのフライパンがおすすめ。少量の油でも深さが出て、食感よく揚げられます。ひとり分の炒め物や焼き物にも重宝。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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