きょうの料理レシピ
肉じゃが
野菜が主役の肉じゃがです。水もだしも使わずに蒸し煮にするとほっこり火がはいり、それぞれの野菜の持ち味を楽しめます。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/350 kcal
*1人分
塩分/1.9 g
*1人分
調理時間
/40分
材料
(4人分)
- ・牛切り落とし肉 200g
- ・じゃがいも 3コ(400g)
- ・たまねぎ 2コ(400g)
- ・青ねぎ 3本
- ・しらたき 約200g
- *または糸こんにゃく。
- 【煮汁】
- ・しょうゆ 大さじ3弱
- 【A】
- ・酒 カップ1/2
- ・砂糖 大さじ5
- ・サラダ油 大さじ1
つくり方
1
牛肉は食べやすく切る。たまねぎは芯を残して4~6等分のくし形に切る。じゃがいもは2~3等分、青ねぎは4cm長さに切る。
2
しらたきは食べやすく切って熱湯でゆでる。ざるに上げて水にとり、水けをよくきる。
3
鍋にサラダ油大さじ1を中火で熱し、牛肉の1/4量ほどを炒める。少し焦げるくらいに焼き色がついたら、じゃがいもを加え、油がなじむまで炒める。
! ポイント
こうして、肉のうまみをベースにする。
4
たまねぎ、しらたきを加え、残りの牛肉を軽くほぐしてのせる。【A】を加え、ふたをして中火で約15分間煮る。
! ポイント
鍋はある程度きちんとふたのできるものを。中火で蒸し煮にしていくと、野菜から水分が出てくる。
5
じゃがいもに火が通ったら、しょうゆを回し入れ、さらに約5分間、ふたをして煮る。
! ポイント
いちばん火の通りにくいじゃがいもに串を刺して、煮え加減を確かめる。ここでおおよそ火が通っているが、さらに5分間ほど煮ると柔らかくなる。
6
青ねぎをかぶせ、再びふたをして、さらに2~3分間煮て火を止める。
きょうの料理レシピ
2015/08/03
土井善晴 食卓二十四節気
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
つくったコメント