ガパオライス
ミンチにした鶏肉と野菜をナムプラーで香り豊かに炒め、「ガパオ」と呼ばれるハーブをプラスします。これにジャスミンライスを添えたガパオライスは、気取らない屋台料理!タイ料理のエッセンスが凝縮された一品です。
写真: 岡本 真直
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 300g
- ・卵 2コ
- ・ガパオ 適量
- *全体備考参照。
- ・たまねぎ 15g
- ・さやいんげん 15g
- ・ピーマン 1/4コ(15g)
- ・赤ピーマン 1/4コ(15g)
- ・にんにく 15g
- ・プリッキーヌ (生) 3~5本
- *なければ、赤とうがらし(乾燥)を軽く水洗いして代用する。
- ・鶏油 (またはサラダ油) 大さじ2
- *全体備考参照。
- ・チキンスープ 40ml
- *顆粒(かりゅう)チキンスープの素(もと)(中国風)を表示どおりに溶く。
- 【A】
- ・ナムプラー 大さじ1弱
- ・オイスターソース 20g
- ・シーユーダム 小さじ1/2
- *全体備考参照。
- ・シーズニングソース 小さじ2弱
- *全体備考参照。
- ・グラニュー糖 小さじ1+1/2
- ・ジャスミンライス (温かいもの/またはご飯) 400g
- *全体備考参照。
- ・サラダ油 適量
- ・揚げ油 適量
つくり方
フライパンに多めのサラダ油を高温に熱して卵を1コずつ割り入れる。油をかけながら30秒間ほど火を通し、半熟状の目玉焼きをつくる。
ガパオに添える目玉焼きは、多めの油で揚げ焼きにするのが定番。
フライパンに揚げ油を高温に熱し、ガパオをひとつかみ入れる。10秒間ほど素揚げしてすぐに引き上げる。
鶏肉を一口大に切り、包丁でたたいて粗めのミンチ状にする。
たまねぎは薄切り、さやいんげんはヘタと筋を取って1cm幅の斜め切り、ピーマンと赤ピーマンは種とヘタを取って細切り、にんにくはみじん切り、プリッキーヌは小口切りにする。
フライパンに鶏油を強火で熱し、にんにくとプリッキーヌを入れる。香りがたつまで20秒間ほど炒める。
3の鶏肉を加えて軽く炒める。
肉の色が変わったら、チキンスープを加える。【A】を上から順に加えて炒め合わせ、肉にしっかり味をつける。
たまねぎ、さやいんげん、ピーマン、赤ピーマンを加え、45秒間ほどざっと炒める。
野菜は食感が残る程度に火を通す。
ガパオ20gを加え 、15秒間ほど火を通す。
器にジャスミンライスを盛り、1の目玉焼きをのせる。9を添え、2の素揚げしたガパオを散らす。くずした目玉焼きをからめながら食べる。
【ガパオ】
ガパオはシソ科のハーブで、英語名はホーリーバジル。なければ、香りは少し異なるが、スイートバジルの葉で代用するとよい。
【鶏油】
鶏皮を弱火でじっくり熱して出てきた脂。料理にコクが出る。
【シーユーダム】
大豆や砂糖などからつくられる、トロッとしたタイの甘口しょうゆ。別名ブラックソイソース。なければ加えなくてもよい。
【シーズニングソース】
大豆を主原料とする、うまみとコクのあるソース。なければ、オイスターソースを30gにする。
【ジャスミンライス】
タイで食べられているインディカ米の一種。香りがよく、粘りが少ない。
このレシピをつくった人
ケームティースィンナスィー・ガゼムスィットさん
1993年来日。タイ王国スアン・ドゥシット・ラチャパット大学にてタイ料理コースを、タイ王国労働省にてタイ料理トレーニングコースを修了。雑誌やテレビ、講演などで活躍。
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