若あゆ
あゆの顔は、熱した金串をあてるだけだから意外と簡単!ホットプレートを使って、みんなでつくっても楽しいです。
写真: 福尾 美雪
*1コ分
*1人分
*若あゆの粗熱を取る時間は除く。
材料
(8コ分)
- ・卵 2コ
- ・砂糖 80g
- 【A】
- ・はちみつ 大さじ1
- ・みりん 小さじ1
- ・水 カップ1/4
- ・薄力粉 120g
- ・重曹 小さじ1/2
- 【ぎゅうひ】
- ・白玉粉 50g
- ・砂糖 70g
- ・コーンスターチ 適量
- *またはかたくり粉。
- ・サラダ油
つくり方
ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖を加えて泡立て器でよくすり混ぜる。
【A】を加えて混ぜ合わせる。みりんを加えることで、どら焼きよりも甘くしっとりした生地になる。
薄力粉と重曹を合わせてふるい入れ、粉けがなくなるまでよく混ぜ合わせる。なめらかになったら、ラップをして冷蔵庫で30分間休ませる。
耐熱ボウルに白玉粉を入れ、水90mlを注ぐ。よく混ぜて5分間ほどおき、白玉粉に水を含ませる。
砂糖を加えてよく混ぜる。
ラップをして電子レンジ(600W)に1分30秒間かけ、よく混ぜる。これをさらに2回繰り返し、【ぎゅうひ】が半透明になり、粘りが出てくるまでよく混ぜる。
まな板にコーンスターチを茶こしでふるい、6をのせて上からもコーンスターチをふるう。粗熱を取り、10×12cm程度の横長の長方形に整える。
包丁で縦8等分に切る。完全に冷めたら余分なコーンスターチをはらい、使うまでラップをしておく。
表面加工のしてあるフライパンを弱火にかけ、サラダ油を薄くひく。横口レードル約1/2杯分の生地を流し、10×12cm程度のだ円形に整える。
表面にポツポツと気泡が出て、周りが乾いてきたら裏返し、1分間ほど焼く。
ラップの上に、最初に焼いた面を下にして10を取り出し、8の【ぎゅうひ】を1本のせる。ラップごとくるりと生地を半分に折りたたみ、そのまま粗熱が取れるまでおいておく。これを繰り返し、8コつくる。
金串の先のほうを直火(じかび)に当てて熱しながら、ラップを取った11に押し当てて模様をつける。尾の部分に3本、エラ部分に1本線を入れ、串の先で目を入れる。これを繰り返し、8コつくる。
【ぎゅうひは白玉粉で】
本来ぎゅうひは、もち粉や白玉粉をこねてから加熱し、さらに砂糖と練るなど手間がかかるもの。家庭では、手に入りやすい白玉粉を使い、電子レンジにかけて練ることで、少量でも手軽につくることができる。
【金串】
今回は、串焼き、バーベキューなどで使用する20cm程度の長さの金串を使用。大型のスーパーマーケット、ホームセンターなどで販売されていることが多い。
【ミニサイズにしてもかわいい!】
たくさんの人に配りたいときは「ミニあゆ」にするのもおすすめ! フライパンに流す生地を大さじ1にすると、約15コでき上がる。
はちみつを使うので、1歳未満の乳児には与えないでください。
このレシピをつくった人
飯塚 有紀子さん
家庭でつくることを大切にしたお菓子教室「un pur…(アンピュール)」を2000年より20年間主催後、現在は家でつくって美味しく食べる暮らしのレシピサイト<eat at home>を運営。家でつくる時間を楽しんで、みんなで美味しく食べる時間が何より大切に感じられるレシピを丁寧に伝えている。また雑誌や書籍だけでなく、グラフィックデザイナーとしての経歴を生かし、バッケージデザインを含めた商品開発も手がけている。
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