たけのこ肉めし
たけのこと牛肉のうま煮を、白いご飯にたっぷりのせて。春ならではのお弁当です。
写真: 澤井 秀夫
*たけのこと牛肉のうま煮 1人分
*1人分
材料
(2人分)
- 【たけのこと牛肉のうま煮】
- ・ゆでたけのこ 1本(150g)
- *全体備考【たけのこのゆで方】参照。
- ・牛切り落とし肉 100g
- 【A】
- ・酒 カップ1/3
- ・水 カップ2/3
- ・みりん
- ・うす口しょうゆ
- ・サラダ油
- ・ご飯 適量
- ・卵焼き 適量
- ・菜の花のごまあえ 適量
つくり方
たけのこは食べやすい大きさのそぎ切り、牛肉は2cm幅に切る。
鍋にたけのこと牛肉を並べ入れ、【A】を加えて火にかける。煮立ったらアクを取り、みりん大さじ2、うす口しょうゆ大さじ1+1/2を加えて強めの中火で5分間ほど煮る。
肉のアクでたけのこを汚さないよう、材料を鍋に分けて入れる。
煮汁がほとんどなくなったら、サラダ油大さじ1/2を加え、さらに汁けがなくなるまで煮詰める。
肉の味をしっかりさせ、冷めてもしっとりするよう油を加える。
お弁当箱に詰めるときは、最初に炊きたてのご飯、卵焼き、粗熱を取ったたけのこと牛肉のうま煮を盛って、ある程度冷ます。菜の花のごまあえを添えて木の芽を散らし、ふたをすれば、たけのこ肉めし弁当のでき上がり。
【お弁当1人分】715kcal、塩分3.2g、調理時間 30分
【たけのこのゆで方】
旬を迎えるたけのこの成長の勢いは収穫後も伸びるほど。掘りたてを求めてすぐにゆで、できるだけ早く食べきりましょう。
1.大きな鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、米ぬかカップ1と赤とうがらし1~2本を加える。
2.たけのこは土を洗い落とし、皮を数枚むいて穂先を切り、1に加える。落としぶたをし、吹きこぼれないようにしながら1時間煮る。
3.火を止めて冷まし、柔らかい姫皮を残して皮をむく。水に浸したまま、使うまで冷蔵庫に入れておく。
【保存】
冷蔵庫で4~5日間保存可能。水(氷水がよい)は毎日取りかえること。
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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