ババロア
昔懐かしいババロア。いちごをつぶした甘酸っぱいソースとともにいただきましょう。
写真: 野口 健志
*1コ分
*冷やし固める時間は除く。
材料
(【140ml容量の型4コ分】型の8分目(上から1cmがあくくらい)まで入れるのが目安。)
- 【卵液】
- ・牛乳 250ml
- ・卵黄 2コ分
- ・砂糖 60g
- ・粉ゼラチン 5g
- ・生クリーム 100ml
- *乳脂肪分40%以上のもの
- ・バニラエッセンス 2~3滴
- ・いちご (ソース用/ヘタを取る) 100g
- 【飾り用】
- ・いちご (ヘタを取って半分に切る) 4コ分
- ・ミントの葉 4枚
つくり方
粉ゼラチンを水25mlに入れて5分間ほどおき、ふやかしておく。
鍋に牛乳を入れ、沸騰直前まで中火で温める。
ボウルに卵黄と砂糖を合わせ、泡立て器でよくすり混ぜる。2を少しずつ加えて混ぜ合わせる。
よく混ざるように、牛乳は少しずつ加える。
3を鍋に戻して弱火にかけ、木べらでかき混ぜながら、とろみがつくまで3分間ほど煮る。木べらですくって、耐熱ゴムべらでスーッと線が描けるくらいになったら、火から下ろす。
線が描けるくらいの、ゆるいとろみでよい。
4に1を加えて溶かし、ボウルに移す。底を氷水につけ、軽くトロリとするまで木べらでゆっくり混ぜながら冷やし、【卵液】をつくる。
木べらですくうと、トロリと落ちるくらいの堅さが目安。生クリームは卵液と同じ堅さに。生クリームは卵液の堅さと同じくらいのとろみ具合に泡立てるのがポイントです。堅さが違うと全体が均一に混ざらずに、口当たりが悪くなります。
別のボウルに生クリームを入れ、5と同じくらいにトロリとするまで泡立て、5に加えてゴムべらで混ぜ合わせる。バニラエッセンスをふる。
底からすくうように混ぜ合わせる。
水でぬらした型に6を流し入れ、冷蔵庫に入れる。表面を触って何もついてこなくなるまで、30分~1時間冷やし固める。
型の底を40~50℃の湯に2秒間ほどつけて型から取り出し、器に盛る。ソース用のいちごをミキサーかフードプロセッサーでなめらかにし、かける。【飾り用】のいちごとミントの葉を添える。
《ポイント》
分離させず口当たりよく。
いちごの代わりにキウイソースでもどうぞ!
キウイソース
このレシピをつくった人
小菅 陽子さん
(1951〜2024)ウィーン、スイス、パリで製菓を学び、お菓子教室、料理教室を主宰。 ヨーロッパのお菓子、特に、ウィーンの伝統菓子を得意とした。
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