きょうの料理レシピ
あさりのしぐれ煮
ご飯のお供や、おむすび、お茶漬けにも合う、春においしい食材をふんだんに使った常備菜です。1品目は、大粒のあさりに、しょうがをきかせたしぐれ煮です。蒸し汁を使い、うまみたっぷりに仕上げます。
写真: 南都 礼子
エネルギー
/170 kcal
*全量
調理時間
/20分
材料
(つくりやすい分量)
- ・あさり (砂抜きしたもの) 600g
- *砂抜きしていない場合は、海水程度の塩水(約3%。カップ1に対し、粗塩小さじ1の割合が目安)に浸し、静かなところに半日~1日間おく。
- ・しょうが (せん切り) 20g
- ・酒
- ・砂糖
- ・しょうゆ
つくり方
1
あさりは殻と殻をこすり合わせて洗い、ざるに上げて水けをきる。フライパンに入れ、酒カップ1/2を加えて強火にかけ、沸騰して貝が3~4コ開いたらふたをする。火を止め、貝が開くまでそのまま3~4分間蒸らす。
2
布巾を敷いたざるでこし、あさりと蒸し汁に分ける。
3
あさりの殻を使って、身をかき出す。こうすると、貝柱ごときれいに取れる。
4
フライパンにあさりの蒸し汁を戻し、砂糖大さじ2を入れて強火にかける。煮立ったらしょうがを加え、火を弱めてアクを除く。1分間ほど煮たらあさりを加え、さらに1分間ほど煮る。
5
ざるでこし、煮汁をフライパンに戻す。強火にかけ、煮汁が1/3量ほどになるまで煮詰める。味をみて、しょうゆ約小さじ1を加え、軽くとろみがつくまでさらに煮詰める。
6
あさりとしょうがを戻して中火にし、煮汁がなくなるまで混ぜながら煮る。
! ポイント
保存容器に入れて冷蔵庫で4~5日間保存可能。
きょうの料理レシピ
2015/03/04
【春のご飯もの】ご飯がすすむ和の常備菜
このレシピをつくった人
田村 隆さん
(1957~2020) 東京・築地にある日本料理店の三代目。日本各地の食材に精通し、個々の持ち味と特性を調和させた料理をこころがけている。
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