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きょうの料理レシピ

オニオングラタンスープ

【土井善晴のホッとする四季ごはん】 大切なことは、たまねぎとバターをなめらかに乳化させること。以前はたまねぎが褐色になるまでひたすら炒めていたのですが、この方法にあらためました。

オニオングラタンスープ

写真: 澤井 秀夫

材料

(容量350~400mlの耐熱容器2~3コ分)

・たまねぎ 2コ(500g)
・にんにく 1かけ
・バター (食塩不使用) 30g
*食塩使用の場合は、加える塩の量を控えめに。
・チキンスープ カップ3
・グリュイエールチーズ (塊) 約60g
*エメンタールなど、好みのナチュラルチーズでもよいが、程よく塩分のあるグリュイエールがおすすめ。 塊が手に入らなければ、細切りのもの(シュレッドタイプ)でも可。
・フランスパン 1/4本
・塩
・こしょう 少々

つくり方

1

たまねぎは半分に切って、縦に薄切りにする。にんにくは粗みじん切りにする。フランスパンは1cm厚さに切り、オーブントースターでこんがりと焼く。

2

厚手の鍋にバターとにんにくを入れて火にかけ、温まったらたまねぎを加えて強火で炒める。底のほうから木べらで時々混ぜながら、12~13分間炒める。

! ポイント

混ぜすぎると水分が出て焼き色がつきません。少しほったらかして、色がついてきたら混ぜる、を繰り返します。

3

薄いきつね色になったら、水カップ1/2を加え、強火で混ぜながら煮詰めてバターとたまねぎを乳化させる。

4

ぽってりとしたら再び水カップ1/2と塩小さじ1/3を加えて混ぜる。十分熱くなったところにチキンスープを2回に分けて加え、そのつど混ぜながら煮立てる。塩・こしょう各適量で味を調える。

5

耐熱容器に4を等分に入れて1のパンをのせ、チーズをたっぷりおろしてかける。200~220℃に温めたオーブンに入れ、チーズが溶けて焼き色がつき、グツグツとするまで10~15分間焼く。

◆「チキンスープ」のつくり方はこちら◆
鶏もも肉と煮干しのチキンスープ、ボイルドチキン

きょうの料理レシピ
2015/01/08 土井善晴のホッとする四季ごはん

このレシピをつくった人

土井 善晴

土井 善晴さん

おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。

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