きょうの料理レシピ
オニオングラタンスープ
【土井善晴のホッとする四季ごはん】 大切なことは、たまねぎとバターをなめらかに乳化させること。以前はたまねぎが褐色になるまでひたすら炒めていたのですが、この方法にあらためました。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/300 kcal
*1人分
調理時間
/40分
材料
(容量350~400mlの耐熱容器2~3コ分)
つくり方
1
たまねぎは半分に切って、縦に薄切りにする。にんにくは粗みじん切りにする。フランスパンは1cm厚さに切り、オーブントースターでこんがりと焼く。
2
厚手の鍋にバターとにんにくを入れて火にかけ、温まったらたまねぎを加えて強火で炒める。底のほうから木べらで時々混ぜながら、12~13分間炒める。
! ポイント
混ぜすぎると水分が出て焼き色がつきません。少しほったらかして、色がついてきたら混ぜる、を繰り返します。
3
薄いきつね色になったら、水カップ1/2を加え、強火で混ぜながら煮詰めてバターとたまねぎを乳化させる。
4
ぽってりとしたら再び水カップ1/2と塩小さじ1/3を加えて混ぜる。十分熱くなったところにチキンスープを2回に分けて加え、そのつど混ぜながら煮立てる。塩・こしょう各適量で味を調える。
5
耐熱容器に4を等分に入れて1のパンをのせ、チーズをたっぷりおろしてかける。200~220℃に温めたオーブンに入れ、チーズが溶けて焼き色がつき、グツグツとするまで10~15分間焼く。
◆「チキンスープ」のつくり方はこちら◆
鶏もも肉と煮干しのチキンスープ、ボイルドチキン
きょうの料理レシピ
2015/01/08
土井善晴のホッとする四季ごはん
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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