きょうの料理レシピ
黒豆
しょうがの風味ですっきりと仕上げます。甘みを抑えて豆本来の味が楽しめます。
写真: 鈴木 雅也
エネルギー
/2290 kcal
*全量
調理時間
/480分
*豆を戻す時間、煮汁につけて味を含ませる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・黒豆 (乾) 350g
- ・砂糖 200g
- ・しょうゆ 大さじ4
- ・重曹 小さじ1/2
- ・しょうが (せん切り) 20g
つくり方
1
黒豆は水で洗い、ざるに上げる。深めのなべに熱湯カップ10、砂糖、しょうゆ、重曹を入れて混ぜ、黒豆を加えて一晩(7~8時間)おいて戻す。
2
1を強火にかけ、煮立ったら水カップ1/2を加え(差し水という)、アクをていねいにすくい取る。再び煮立ったら水カップ1/2を加えてアクをきれいに取り除く。
3
落としぶたをしてごく弱火にし、なべのふたを少しずらしてのせ、煮汁がヒタヒタになるまで7~8時間煮る(煮汁が多い場合はさらに煮る)。
! ポイント
途中、煮汁が少なくなったら水適宜を加えるとよい。
4
火を止める直前にしょうがを加えて強火にし、ひと煮立ちさせて火を止める。そのまま煮汁に浸した状態で一昼夜(5~6時間以上)おき、味を含ませる。ざるに上げて煮汁をきり、しょうがとともに器に盛る。
! ポイント
黒豆は、少し歯ごたえが残るくらいがおいしい。
全体備考
《日もち》豆を煮汁とともに密封容器に入れて、冷蔵庫で3~4日間
きょうの料理レシピ
2003/12/08
決定版!正月料理
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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