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きょうの料理レシピ

ブラッディ・メアリー

ウォッカをトマトジュースで割った濃厚な味わいのカクテルです。トマトの酸味とスパイシーな香りがバランスよく溶け合います。

ブラッディ・メアリー

写真: 高橋 栄一

材料

(1人分)

(360ml容量のグラス)

・ウォッカ 60ml
*大麦、小麦、とうもろこしなどを原料とした蒸留酒。
【A】
・レモン汁 10~15ml
・セロリソルト 少々
*セロリの種から作られた粉末に塩を混ぜたスパイス。
・黒こしょう 少々
・ホットペッパーソース 5滴
・ウスターソース 5滴
・トマトジュース 1缶

つくり方

1

グラスにウォッカを入れ、【A】を順に加えてバースプーンで軽く混ぜる。

2

トマトジュースを加えながら混ぜる。

全体備考

【道具】バースプーン

材料を混ぜるためのスプーン。回転しやすいよう、柄の部分が、らせん状になっている。スプーン部分は1ティースプーン(約5ml)が計量できる。

【プロの技法1】あらかじめよく冷やす。

カクテルは冷やすほどにおいしくなる。冷たさを持続させてゆっくり味わうために、ベースの蒸留酒やグラス(冷凍庫で耐冷性のあるもの)は冷凍庫で冷やすとよい。


【プロの技法2】「ビルド」と「ステア」

飲むグラスに直接、氷や材料を入れてカクテルをつくる技法が「ビルド」。材料の比重の関係で混ざりにくいことがあるので、グラスに注ぐ順番を守ることが大切。ミキシンググラスに氷と材料を入れ、バースプーンでかき混ぜる技法が「ステア」。材料を混ぜながら冷やし、混ぜたらストレーナーを使ってグラスにこし入れる。材料の比重が同じくらいのときには、ステアの方法でつくることが多い。

きょうの料理レシピ
2014/09/18 谷原章介のザ・男の食彩

このレシピをつくった人

毛利 隆雄

毛利 隆雄さん

日本を代表する名バーテンダー。東京会館のバーで働いたことがきっかけでこの道へ。数々の名店で腕を磨いたのち、バーの聖地、東京・銀座に店を構える。カウンターに立つかたわら、後進の育成にも力を注いでいる。

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