きょうの料理レシピ
親子丼
家族みんなが笑顔になる親子丼。何といっても卵の加熱具合が最大のポイントです。だしとふわふわの卵の一体感が醍醐味(だいごみ)です。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/690 kcal
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 200g
- ・青ねぎ 2本
- ・焼きのり 適量
- 【煮汁】
- ・だし 120ml
- ・みりん 大さじ2+2/3
- ・しょうゆ 大さじ2+2/3
- ・酒 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・卵 4コ
- ・ご飯 300g
- *温かいもの。
- ・粉ざんしょう 適量
つくり方
下ごしらえ
1
青ねぎは斜め切りにする。鶏肉は2cm角程度に切る。焼きのりはもみほぐす。【煮汁】は混ぜ合わせる。
小鍋を使って1人分ずつつくる 材料表の半量で調理
2
卵をボウルに割り入れ、サッと溶きほぐす。
! ポイント
卵黄と卵白が軽く混ざる程度に溶く。1人分ずつつくるので、割る卵は2コ。
3
ご飯を用意する。丼にご飯を盛り、焼きのりを散らす。
! ポイント
のりがしんなりして、ご飯とよくなじむ。
4
小鍋に【煮汁】を入れ、中火にかける。煮立ったら鶏肉を入れる。
5
鶏肉の色が変わって火が通ったら、青ねぎを加え、しんなりするまで煮る。
6
溶き卵を加える。強めの中火にし、半量を回し入れ、鍋をゆすりながら火を通す。
! ポイント
少し火を強めることと、卵を半量ずつ加えることがコツ。卵黄を残して卵白を入れるようにすると、半熟に仕上がりやすい。
7
10~15秒間後、卵白が半熟程度になったら、残りの卵を加える。
8
ゆっくり5つ数えて火を止め、丼に盛り、粉ざんしょうをふる。残りも同様につくる。
! ポイント
煮すぎると、卵と煮汁が分離するので、早めに火を止める。
全体備考
《一度に2人分つくるときはフライパンで》
フライパンは鍋より熱の回りが早いので、量が多くてもうまく半熟状態に仕上がります。
きょうの料理レシピ
2014/09/15
おふくろの味 定番100
このレシピをつくった人
桑原 櫻子さん
京都在住の料理研究家。華道の桑原専慶流副家元でもある。料理好きの両親のもとで育ち、楽しい家族の食卓を作ることが、心の安らぎと良い仕事ができる元気の源と考えている。季節感やもてなしの心を大切にした花と料理のサロン"cherry kitchen"を主宰。また、京都に古くからある懐かしいお菓子をアレンジして紹介している。
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