きょうの料理レシピ
さっぱり梅干しだしそうめん
だしに梅干しを入れて煮出します。ほのかな梅の酸味と香りが隠し味。冷たいそうめんが一層おいしく食べられます。
写真: 野口 健志
エネルギー
/360 kcal
*1人分
調理時間
/20分
材料
(2人分)
つくり方
1
鶏肉は塩・酒各少々をふり、蒸気の上がった蒸し器で7~8分間蒸し(または、ラップをして電子レンジ(600W)に約2分間かける)、そのまま冷まして細く裂く。
2
溶き卵はサラダ油小さじ1/2を熱したフライパンに流し、薄焼き卵をつくって細く切る。
3
トマトは皮と種を除いて細く切り、きゅうりはせん切りにする。きくらげは水で戻し、サッとゆでて細く切る。
4
そうめんはたっぷりの熱湯で袋の表示時間どおりにゆで、ざるに上げて水で洗い、水けをきる。
全体備考
【梅干し】
梅干しには、酸っぱさのもとであるクエン酸が豊富に含まれる。クエン酸は疲労の原因となる乳酸を分解し、エネルギー代謝をよくする働きがある。
【梅干しの酸味と香りで無理なく食欲を回復】
しっかり食べて適度に運動しているので、だるさや疲労を感じることはあまりないのですが、暑さが厳しいと、さすがに食欲がなくなるときもあります。そんなときは、「さっぱり梅干しだしそうめん」で乗りきります。ツルリとのどごしのいいそうめんに、蒸し鶏や錦糸卵、夏野菜、梅干しをポンッとのせ、梅干しだしをなみなみと注ぎます。具だくさんにすると、彩りがきれいで食欲がわいてきます。梅干しを見たり食べたりすると、だ液がじわっと広がりますよね。すると、胃液も分泌されて食欲がアップ。これなら、ペロリと食べられますよ。
きょうの料理レシピ
2014/08/12
【管理栄養士10人のいちおし!】毎日食べたい夏の健康レシピ
このレシピをつくった人
宗像 伸子さん
病院や企業などの栄養コンサルタントを務める。食生活全般に対する実践的な指導にあたり、病気予防のための食事をビジュアル展開している。執筆多数。
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