ハーブチキンサラダ
ハーブを加えてゆでた鶏肉を主役は。冷ましながら余熱で火を通すから、しっとりと仕上がります。
写真: 竹内 章雄
*全量
*鶏肉を室温に戻す時間、 ゆでたあと冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量。約4人分できる。)
- 【ハーブチキン】
- ・鶏むね肉 1枚(200g)
- 【A】
- ・酒 大さじ1
- ・イタリアンパセリ (生/またはパセリ) 2枝
- ・ローリエ 1枚
- ・マカロニ 100g
- ・じゃがいも 2コ(正味300g)
- ・顆粒(かりゅう)スープの素(もと) (洋風) 少々
- ・きゅうり 1本
- ・たまねぎ 1/4コ
- ・セロリ (細めの部分) 1/4本
- ・レーズン 50g
- 【カレーマヨネーズソース】*つくりやすい分量。
- ・マヨネーズ カップ1
- ・カレー粉 大さじ1+1/2~2
- ・顆粒スープの素 (洋風) 小さじ1/2
- ・牛乳 大さじ1
- ・レモン汁 小さじ2
- ・クミン (シード) 小さじ2
- ・塩
- ・黒こしょう (粗びき)
つくり方
鶏肉は冷蔵庫から出して室温に戻し、塩少々をふる。小さめの鍋に、鶏肉がかぶるくらい(約カップ1)の湯を沸かし、鶏肉を入れて【A】を加える。
熱湯にハーブを加えると、いい香りにゆで上がります。パセリの軸など残り物でOK!
再び沸騰したら弱火にし、紙ぶた(オーブン用の紙を鍋の直径に合わせて切り、中央に穴をあけたもの)をして8~10分間ゆでる。その間、途中で一度鶏肉の上下を返す。
火から下ろし、鍋のふたをして余熱で火を通す。その間にマカロニや野菜の下ごしらえをし(4)、冷めたら手で食べやすく裂く。
ゆで汁の余熱で火を通すことで、パサつかずふっくら。残ったゆで汁はスープなどに利用して!
別の鍋に湯を沸かして塩適量を入れ、マカロニを袋の表示どおりにゆで、湯をきる。
じゃがいもは一口大に切り、紙タオルを敷いた耐熱容器に並べる。ラップでふんわりと覆い、電子レンジ(600W)に4分~5分間、中心が柔らかくなるまでかける。紙タオルをはずして熱いうちに粗くつぶし、顆粒(かりゅう)スープの素(もと)をふって混ぜる。
きゅうりは小口切りにしてボウルに入れ、塩小さじ1/4をふっておく。しんなりしたら水けを絞る。たまねぎは長さを半分に切り、繊維に沿って薄切りにする。水にさらし、水けを絞る。セロリは筋を除き、5mm厚さの薄切りにする。
【カレーマヨネーズソース】の材料を上から順に加え、そのつどよく混ぜ合わせる。
このソースは、肉や魚のソテー、ホットドッグやカツサンドにもぴったり。残った分は早めに使いきりましょう。
5のじゃがいもが冷めたら、3の鶏肉、6の野菜とレーズンを加えてざっと混ぜる。カレーマヨネーズの3/4量と4のマカロニ、クミンを加えてまんべんなくあえ、塩・黒こしょう各適量で味を調える。
≪これでスパイシーに!≫
「カレー粉」顆粒スープの素と一緒にマヨネーズに加え、カレーマヨネーズソースに。せん切りキャベツをあえたり、ホットドッグに添えてもよく合います。
「クミン」カレー粉の主原料となる粒状のスパイス。カレー特有の香りのもとになっていますが、辛みはわずか。パウダーを使う場合は量を控えめに。
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チキンサラダ弁当
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
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