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きょうの料理レシピ

手巻きずし

それぞれが好きな具を巻いて食べる!この手軽さが、手巻きずしの魅力です。気のおけない人たちとにぎやかに食べた懐かしの味。

手巻きずし

写真: 鈴木 雅也

エネルギー /840 kcal

*1人分

調理時間 /40分

*米をざるに上げておく時間は除く。

材料

(3~4人分)

【すし飯】
・米 540ml(3合)
【すし酢】
・米酢 カップ1/3
・砂糖 大さじ1+1/2~2
・塩 小さじ1+1/2~2
【厚焼き卵】
・卵 3コ
・はちみつ 大さじ1+1/2~2
・酒 大さじ1
・塩 少々
【A】
・納豆 (ひき割り) 50g
・キムチ (市販/粗みじん切り) 50g
【B】
・ツナ (缶詰/水煮) 50g
・スイートコーン (缶詰/粒) 50g
・マヨネーズ 大さじ2+1/2
【C】
・いか (刺身用/細切り) 75g
・たらこ (皮を除く) 75g
・青じそ (せん切り) 3枚分
【D】
・梅干し (正味/塩分18%) 35g
*1時間うすい塩水につけて塩抜きし、たたく。
・削り節 4g
・砂糖 小さじ1/2
・まぐろ (刺身用/食べやすく切る) 150g
・きゅうり (巻きやすい長さに切る) 1本分
・アボカド (2~3mm幅に切る) 1/2コ分
・レモン汁 少々
・スティックチーズ 8本
・リーフレタス 適量
・青じそ 適量
・わさび 適量
・焼きのり (全形を半分に切る) 15~20枚
・サラダ油
・酢

つくり方

1

米は炊く30~60分前に洗ってざるに上げ、水けをきる。【A】~【D】の材料をそれぞれ混ぜる。そのほかの具も切り、アボカドにレモン汁をふる。具を皿に盛り、ラップをかけておく。

2

【厚焼き卵】をつくる。ボウルにはちみつを入れ、酒と塩を加えて混ぜる。卵を割りほぐし、カラザを除いて加え、泡立てないように混ぜる。

3

卵焼き器を中火で熱し、サラダ油適量をなじませる。表面が十分に温まったら弱めの中火にし、卵液の1/3量を流して焼く。

4

半熟状になったら菜箸で向こうから手前に巻き、向こう側に寄せる。あいた部分にサラダ油をなじませる。

5

残りの卵液を半量ずつ流して4を繰り返す。まな板にのせて粗熱を取り、長さを半分に切ってから棒状に切る。

6

鍋に米と水540mlを入れ、ふたをして強火にかける。沸騰したらふたを取り、しゃもじでしっかり混ぜてから表面を平らにならす。泡が中央に寄ってきて、表面の水分がほとんどなくなったらふたをし、ごく弱火にして8~10分間炊く。火を止め、そのまま8分間蒸らす。

! ポイント

沸騰したあと混ぜておくと、均一に熱が入り、ムラなく炊ける。普通のご飯なら12~13分間蒸らすが、すし飯は少し短めに。

7

ご飯を炊く間に【すし酢】の調味料を合わせておく。

8

6のご飯をしゃもじでサックリと混ぜる。7を回し入れて切るように混ぜ、ふたをして1分間おく。

! ポイント

余熱で【すし酢】をご飯になじませる。ご飯をバットなどに広げる前に、炊いた鍋の中に【すし酢】を入れて混ぜます。余熱で【すし酢】がよくなじみ、余分な水分もとんで、ご飯がべたつきません。これが、盤台なしでも【すし飯】をおいしく仕上げるコツです。

9

大きめのバットを酢布巾(水カップ1に酢小さじ1を加えた酢水を吸わせて堅く絞った布巾)で拭き、8を広げる。

10

酢布巾で拭いたしゃもじで混ぜ、うちわであおいで粗熱を取り、人肌程度にする。

! ポイント

ご飯はむだにかき混ぜず、しゃもじで上下を返すように動かす。こうすると余分な粘りが出ない。

11

【すし飯】、のりを器に盛る。のりで【すし飯】と好みの具を巻いて食べる。

! ポイント

【すし飯】は冷めないように酢布巾をかけておくとよい。

きょうの料理レシピ
2014/07/16 おふくろの味定番100

このレシピをつくった人

清水 信子

清水 信子さん

(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。

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