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きょうの料理レシピ

金柑(きんかん)マーマレードのババロア

ビタミンCがたっぷりのきんかんを使ったババロアをつくります。香りと彩りを生かしたおいしさです。

金柑(きんかん)マーマレードのババロア

写真: 馬場 敬子

エネルギー /110 kcal

*1コ分

調理時間 /150分

*ババロアを冷やす時間は除く。

材料

(60ml容量のゼリー型8コ分)

【きんかんマーマレード】*つくりやすい分量。約750gできる。
・きんかん 500g
・三温糖 230g
【A】
・みかん果汁 カップ1
*オレンジ、果汁100%のジュースでもよい。
・水 カップ1
・はちみつ 大さじ1
・レモン汁 大さじ1
【きんかんゼリー】
【B】
・きんかんマーマレード (軽く刻む) 50g
・水 30ml
・レモン汁 20ml
・三温糖 20g
・板ゼラチン 1.5g
【ババロア】
【C】
・卵黄 1コ分
・三温糖 15g
【D】
・牛乳 カップ3/4
・はちみつ 30g
・板ゼラチン 4g
【E】
・プレーンヨーグルト (無糖) 50g
・クリームチーズ 30g
【F】
・生クリーム 60ml
・レモン汁 小さじ2

下ごしらえ・準備

つくる前にしておくこと

1 ゼラチンはたっぷりの冷水で戻し、水けを拭く。

2 型は一度水に通して水けをきり、氷水を入れたバットに並べる。

3 【E】はボウルに入れて室温に戻す。

4 【F】はボウルに入れ、氷水に当ててとろみがつくまで軽く泡立て器で混ぜる。

つくり方

マーマレードをつくる
1

きんかんは竹串で数か所刺す。たっぷりの熱湯で、ふきこぼれない程度の火加減で1~2分間ゆでてざるに上げ、水にさらす。

2

きんかんの水けをきってヘタを取り、種を除きながら薄切りにする。直径15~16cmの鍋に入れ、1/3量の三温糖をふり入れ、30分間ほどおく。

3

2の鍋に【A】を入れ、強火にかける。沸いたら弱めの中火にし、時々へらで混ぜながらアクを取り、約40分間煮る。

4

皮が柔らかくなったらはちみつを入れ、残りの三温糖を3回に分けて加える。15分間ほど煮たら仕上げにレモン汁を加え、火を止める。

ゼリーをつくる
5

鍋に【B】を入れて中火にかけ、沸いたら火を止める。戻した板ゼラチンを加えて混ぜ、ゼリー型に均等に入れる。

ババロアをつくる
6

ボウルに【C】を入れ、色が白っぽく、泡立て器ですくうとトロッと落ちるくらいまで混ぜる。

7

【D】を鍋に入れて中火にかけ、へらで鍋底を軽く混ぜ、鍋肌に少し泡がつくくらいまでを目安に温める。6のボウルに少量ずつ入れながら泡立て器で混ぜ合わせ、再び鍋に戻す。

8

鍋を弱火にかけ、へらで混ぜながら温める。泡が細かくなり湯気が出たら火を止め、戻した板ゼラチンを加えて混ぜ、ボウルに戻す。

9

【E】を泡立て器でなめらかになるまで混ぜ、【F】を加えて混ぜ合わせる。

10

8のボウルを氷水に当て、へらで混ぜながら冷やす。冷えたら9に加えながら泡立て器で混ぜ合わせる。

11

5の型に流し入れ、ラップをかけて冷蔵庫で2時間以上冷やす。

全体備考

《ゼリー型からはずすときは……》
ぬらしたスプーンの腹で型の縁を軽く押さえ、人肌より熱い湯に型を軽くつける。皿にゼリー型をかぶせ、手で軽く支えながら上下にふるときれいにはずれる。

《きんかんマーマレード》
残った分は「簡単煮沸のしかた」を参考に保存瓶に入れて冷蔵庫で保存。きんかん1kgの場合、三温糖・はちみつは倍量、果汁・水は1.5倍、レモン汁は同量で。

《簡単煮沸のしかた》
鍋に清潔な布巾を敷き、瓶とふたを入れる。水をたっぷり注ぎ、煮立ったらポコポコと泡が出る火加減で5分間沸かす。火を止めてやけどに注意しながら取り出し、網の上に置いて水けをきって乾燥させる。水けが残るとかびや傷みの原因になるので注意。粗熱が取れたマーマレードを瓶に入れてふたをする。冷蔵庫で1週間保存可能。

はちみつを使うので、1歳未満の乳児には与えないでください。

きょうの料理レシピ
2014/02/19 和・スイーツ

このレシピをつくった人

松本 朱希子

松本 朱希子さん

料理好きな祖母や母の姿を見るうち、いつのころからか“つくること”に興味を抱く。大学卒業後、料理研究家のアシスタントなどを経て上京。書籍で総菜からお菓子までを紹介するかたわら、イベントなどで手づくりのおいしさを伝えている。

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