きょうの料理レシピ
大原家の栃餅(とちもち)ぜんざい
風味豊かなとち餅と力強い粒あんがよく合い、満足感のあるぜんざいです。箸休めに漬物を食べるとぜんざいの甘みが際立ちます。
写真: 浮田 輝雄
エネルギー
/260 kcal
*1杯分
調理時間
/90分
材料
(6杯分)
- ・とち餅 (小) 6コ
- *アク抜きをしたとちの実をもち米に混ぜた餅。
- 【粒あん】
- ・小豆 (乾) 150g
- ・水 1リットル
- ・きび糖 120g
- ・塩 小さじ1/3
つくり方
粒あんをつくる
1
小豆は水でサッと洗い、分量の水と一緒に鍋に入れる。
2
鍋を中火にかけ、沸いたらアクを取り除く。
3
水分の蒸発を避けるためにふたをずらしてかけ、弱火で50分間ほど煮る。途中、水分が減り、小豆が煮汁から出るようであれば差し水をする。
4
ふたを取って小豆を1粒取り出し、指でつぶれるくらいの柔らかさになっているか確かめる。このとき、煮汁が多ければ中火にして水分をとばし、足りなければ水を足して、ヒタヒタの水加減に調整する。
5
弱火のまま、きび糖と塩を加える。
6
7~10分間煮詰め、しゃもじで混ぜたときに鍋底が見えるようになったら火を止める。
仕上げ
7
オーブントースターにとち餅を並べ、こんがりとするまで5分間ほど焼く。そのまま5分間おいて余熱で中まで火を通す。椀(わん)にとち餅を入れ、【粒あん】適量をかける。
全体備考
【粒あんの保存方法】
次に使うときに使いやすいよう好みの大きさに粒をつぶす。水分をとばすような感じで煮詰め、冷めたら小分けしてラップで包み、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫へ。1~2か月間保存ができる。
きょうの料理レシピ
2013/12/18
和・スイーツ
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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