きょうの料理レシピ
黒豆
新しい一年を、まめ(健康)に息災に暮らせますようにとの願いを込めたもの。ふっくらと煮上がる秘けつは、粒のそろった上質な新豆を選ぶことです。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/2260 kcal
*全量
調理時間
/90分
*黒豆を戻す時間、一晩おく時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・黒豆 (乾) カップ2
- ・砂糖 カップ3
- ・しょうゆ 大さじ1
つくり方
1
黒豆は流水で手早く洗い、厚手の鍋に入れる。4倍の水カップ8(豆から5~6cm上が目安)を注ぎ、一晩おいて戻す。3倍以上にふくらむ。
2
鍋を強火にかけ、泡を丁寧にすくい取る。煮立ってきたら差し水(びっくり水、しわのばし)カップ1/2を入れる。再び沸騰したらまた差し水カップ1/2を加え、さらにもう一度繰り返してアクを除き、ごく弱火にする。
! ポイント
ゆでこぼすと豆のおいしさが逃げてしまうので、ゆでこぼさずに休まずアクを取ること。
3
豆がゆで汁から顔を出しそうになったら適宜水を足し、時々豆をつまんで堅さを確認しながら、柔らかくなるまで煮る。
! ポイント
煮る時間は、新豆で1時間弱が目安。
4
豆が親指と小指ではさんで簡単につぶれるくらいになったら、砂糖を一気に加える。ごく弱火のままで、さらに14~15分間煮る。
5
しょうゆを加えてサッと煮て火を止める。アルミ箔(はく)で表面を覆い、さらに鍋全体もアルミ箔で覆って一晩おく(鍋のふたがあれば、全体は覆わずにふたをすればよい)。
全体備考
【保存】
密封容器に煮汁ごと入れ、冷蔵庫で2週間保存可能。
きょうの料理レシピ
2014/12/29
教えて!ばぁば 初めてのきちんとおせち
(初回放送日:2013/12/09)
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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