
きょうの料理レシピ
チキンマカロニグラタン
グラタンのおいしさはホワイトソースです。だから、いつもは当たり前のチーズもかけません。そのほうが、ソースのおいしさが際立つからです。粉にしっかり火を通すことがポイントです。

写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/480 kcal
*1人分
調理時間
/50分
材料
(4人分)
- ・マカロニ 100g
- ・たまねぎ 120g
- ・しめじ 100g
- ・鶏もも肉 180g
- 【ホワイトソース】
- ・バター 50g
- ・小麦粉 50g
- ・牛乳 カップ2+1/2
- ・塩 小さじ2/3
- ・生パン粉 40g
- ・塩
- ・サラダ油
つくり方
1
マカロニは袋の表示どおりに塩ゆでし、くっつくようであればサラダ油少々をからめ、耐熱ボウルに入れておく。たまねぎは薄切りにする。しめじは石づきを除いて小房に分ける。鶏肉は余分な脂を除き、一口大に切って塩小さじ1/3をふっておく。
2
【ホワイトソース】をつくる。小さめの厚手の鍋にバターを入れ、中火にかける。十分に泡立つまで煮立てる。
! ポイント
バターはしっかり煮立てます。鍋は底が平らで、小さめのほうが混ぜやすく、つくりやすいでしょう。(ここでは直径16cmの鍋を使用)
3
小麦粉を一気に加え、手早く混ぜてなじませる。泡立ちが静かになるまで、混ぜながら火を入れる。
! ポイント
多少色づいても大丈夫。色がつくことを恐れるより、粉にちゃんと火を通すことを意識して。
4
牛乳を数回に分けて加える(はじめは玉じゃくしに1杯ずつ、なめらかな液体状になってからは多めに)。はじめはだんご状になるが、ほぐすように火を入れると、ほどけてくる。
! ポイント
火加減は基本的に中火ですが、手が追いつかないときは焦げないよう適宜、火を弱めます。
5
4を繰り返して火を入れる。途中で塩を加える。徐々に牛乳を加えると餅のようにねっとりした状態になり、火が入るとふくらむようになる。底からゆっくり煮立ち、なめらかなソースになるまで火を入れる。
! ポイント
いずれも、しっかり煮立ったところに牛乳を加えるようにします。
6
フライパンにサラダ油大さじ1を熱し、たまねぎを焼くように炒める。焼き色がついたら1のマカロニのボウルに移す。サラダ油少々を足しながら、しめじ、鶏肉も同様に順に焼き、ボウルに入れて合わせる。
7
6に【ホワイトソース】を加えて軽く混ぜ、グラタン皿に入れる。生パン粉を散らし、200℃に温めたオーブンで様子を見ながら20分間ほど焼く。
全体備考
【ホワイトソースの材料は1:1:10】
ホワイトソースの材料は、バター:小麦粉:牛乳が1:1:10。あとは塩で味つけをします。もし多めにつくったら、翌日火にかけて少し水でのばし、クロックムッシュなどにしてもおいしいですよ。
きょうの料理レシピ
2013/10/10
土井善晴のホッとするごはん
このレシピをつくった人

土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
とーってもおいしい!
ホワイトソースはいつも栗原はるみさんの生クリームを使うレシピで作っていたのですが、牛乳だけでもこんなに濃厚でおいしくなるのですね。
家族の手前、とろけるチーズをかけないなんて事は出来ずパン粉の下に忍ばせました。
家族は「チーズの塩気で完成される味!」と宣っていました。
ホワイトソースはいつも栗原はるみさんの生クリームを使うレシピで作っていたのですが、牛乳だけでもこんなに濃厚でおいしくなるのですね。
家族の手前、とろけるチーズをかけないなんて事は出来ずパン粉の下に忍ばせました。
家族は「チーズの塩気で完成される味!」と宣っていました。
2023-12-13 07:33:16
初めてグラタンを作りましたが、このレシピ通りで美味しくできました。ホワイトソースの水分が少ない感じがしましたが、問題ありませんでした。土井先生の仰る通り、チーズいらずです。
2023-10-09 09:54:46
とても美味しくできました!他のグラタンレシピより簡単で時間もさほどかかりませんでした。ホワイトソースは牛乳を足すにつれダマが増えてしまい焦りましたがお味に問題なし。家族からチーズをせがまれそうだったので、パン粉とチーズを半々乗せました。
2023-08-05 02:13:09
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