きょうの料理レシピ
酢じめいわしの混ぜご飯
酢じめにしたいわしは、くせもやわらいで、たっぷりの刻みしょうが、もみのりとも好相性。ごちそうご飯のできあがり。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/1770 kcal
*全量
調理時間
/180分
材料
(つくりやすい分量)
- ・いわし (三枚におろしたもの) 8枚
- ・ご飯 (温かいもの) 適量
- *米400ml(カップ2)を普通に炊いたもの。
- ・しょうが (みじん切り) 30g
- ・もみのり (全形) 1枚分
- ・芽ねぎ 適宜
- ・溶きがらし 適宜
- ・塩
- ・酢 カップ1
- *いわしがかぶるくらい。
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
つくり方
1
バットにざるをのせて皮側を下にしていわしを並べ、塩大さじ1強をふる。裏返し、皮側にも同量の塩をふり、冷蔵庫に2時間ほどおく。
! ポイント
このようにたっぷりの塩でしめることを強塩(ごうじお)、あるいはべた塩という。
2
水で手早く塩を洗い落としてから、氷水で1枚ずつふり洗いをする。ざるに上げて水けをよくきる。
! ポイント
氷水で洗うことが肝要。これでしっかり身がしまり、皮もむきやすくなる。
3
深さのある容器にいわしを並べ、酢カップ1(いわしがかぶるくらい)を注ぎ、冷蔵庫に30~40分間おく。
! ポイント
いわしが温かいと脂が溶けて皮と身がくっついてしまうため、冷蔵庫でよく冷やしてから皮をむくのが大事。
4
酢をきって、頭に近いほうから薄皮をむく。まな板に皮側を上に置き、包丁をねかせてそぎ切りにする。少量をとっておく。
! ポイント
いわしの身が白くなったら皮をむく。皮はいっぺんにむくのではなく、左手が右手を少しずつ追いかけながらむく。
5
炊きたてのご飯を盤台(なければ深めのバット)に入れて、しょうがを散らし、うす口しょうゆ大さじ2を回しかけて手早く混ぜる。もみのりといわしを散らし、練らないようにやさしく混ぜる。器に盛り、とっておいたいわしを盛り、あれば芽ねぎを散らして、好みで溶きがらしを添える。
きょうの料理レシピ
2013/09/10
教えて!ばぁばの秋ごはん
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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