彩り手巻きずし
冷蔵庫にある手軽な食材で、華やかなおすしをつくります。焼いたのりのパリパリ食感を生かすため、食べる直前にクルッと巻いてどうぞ。
写真: 今清水 隆宏
*1人分
材料
(4人分)
- ・焼きのり (全形) 4枚
- ・ご飯 (温かいもの) 650g(2合分)
- 【合わせ酢】
- ・ちりめんじゃこ 20g
- ・酢 カップ1/2
- ・砂糖 50g
- ・塩 小さじ1+2/3(10g)
- ・好みの具 適量
- *ハム・プロセスチーズ・ たくあん・さやいんげん・かにかまぼこ・ クレソンなど。
- ・しょうがの甘酢漬け (市販) 適量
- ・塩
つくり方
焼きのりは2枚ずつ、裏を内側にして重ねる。焼き網にかざして弱火で両面を焼き、3等分に切る。
ざらざらした面が裏。裏を内側にして焼くと、香りがとばない。
鍋に【合わせ酢】のちりめんじゃこを入れて中火にかけ、軽くいる。残りを加え、調味料を溶かして【合わせ酢】をつくり、冷ます。
ご飯を盤台にあけ、2をかける。しゃもじで切り混ぜながら、ご飯になじませ、すし飯をつくる。ひと塊にして堅く絞ったぬれ布巾をかけ、しばらくおいて味をなじませる。
ハム、チーズ、たくあんは細切りにする。さやいんげんはヘタを取って塩ゆでにし、冷水にとって水けをきる。長ければ半分に切る。かにかまぼこは太ければ半分に裂く。クレソンは根元を切る。
焼きのりにすし飯を適量のせ、4の具材を好みでのせる。器に盛り、しょうがの甘酢漬けを添える。
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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