ひき肉のケバブ
ケバブはトルコなど中東周辺で食べられる肉料理。クミン、チリパウダー、ガラムマサラなど様々なスパイスを使います。パンにはさんでも、黄色いご飯を添えてもおいしい!異国感を味わえる一品に仕上がります。
写真: 広瀬 貴子
*1人分
材料
(2人分)
- ・合いびき肉 250g
- 【A】
- ・たまねぎ (すりおろす) 1/4コ分
- ・にんにく 1かけ分
- ・溶き卵 1/2コ分
- ・プレーンヨーグルト (無糖) 大さじ2
- ・クミンシード 小さじ1/2
- ・チリパウダー 小さじ1/4
- ・ガラムマサラ 小さじ1/4
- ・塩 適量
- ・黒こしょう (粗びき) 適量
- ・パン粉 カップ1/2
- 【ヨーグルトソース】*適量
- ・プレーンヨーグルト 大さじ4
- ・レモン汁 1/4コ分
- ・オリーブ油 大さじ1/2
- ・塩 小さじ1/4
- ・黒こしょう (粗びき) 適量
- 【チリケチャップ】*適量
- ・トマトケチャップ 大さじ2
- ・チリパウダー 適量
- ・ホットペッパーソース 適量
- ・香菜(シャンツァイ) 適量
- ・ミント 適量
- ・トマト (くし形にきる) 適量
- ・サラダ油
下ごしらえ・準備
ヨーグルトソースのつくり方
1 プレーンヨーグルト(無糖)大さじ4、レモン汁1/4コ分、オリーブ油大さじ1/2、塩小さじ1/4、黒こしょう(粗びき)適量を混ぜる。
チリケチャップソースのつくり方
2 トマトケチャップ大さじ2に、チリパウダー・ホットペッパーソース各適量を混ぜる。
つくり方
ボウルにひき肉を入れ、【A】を順に加えて、粘りが出るまでよく混ぜる。
1を6等分し、手のひらにサラダ油少々を塗り、手のひらに打ちつけるようにして空気を抜き、12~13cmの棒状に整える。
フライパンにサラダ油大さじ1/2を強火で熱し、2を並べてふたをする。くずれやすいので焼き色がつくまでしっかり焼いたら裏も焼き、転がしながら全面を焼き固める。
弱火にし、ふたをして中までしっかり火を通す。
器に4とトマト、大まかにちぎった香菜とミントを盛る。ヨーグルトソースをかけ、チリケチャップを添える。
《クミンシード》
セリ科。原産国はエジプト。独特の強い香りとわずかな辛み、苦みを持つ。インドでは、初めに油でクミンシードを熱し、香りをつけることも多い。ひき肉料理のほか、炒め物に加えるだけでもおいしい。種子を粉状にしたものもある。
《チリパウダー》
とうがらしを主体に、数種類のスパイスやハーブを配合した、いわば洋風とうがらし。豆、ひき肉、たまねぎを煮込んでつくる、メキシコのチリコンカンが代表料理。辛さもマイルドなので、ドレッシングや卵焼きに加えても。
《ガラムマサラ》
ヒンズー語で「ヒリヒリと辛い、なたは熱い混合スパイス」という意味。インドでは家庭ごとにこしょう、とうがらし、シナモン、カルダモン、グローブなどの使用頻度の高いスパイスを混ぜてつくる。カレーの仕上げに加えると、奥行きが出る。
このレシピをつくった人
高山 なおみさん
レストランのシェフを経て、料理家になる。素材の力を生かしたシンプルな料理が得意。日々の暮らしの中で、無理なく自然に料理をし、食べることを楽しんでいる。書籍、雑誌、テレビなどを活動の拠点とする。
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