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きょうの料理レシピ

道具いらずの梅干し-赤じそ漬け

梅酢が上がったら次は赤じそ漬けです。鮮やかな赤色に染めるために、しそはしっかりアク抜きをしましょう。

道具いらずの梅干し-赤じそ漬け

写真: 松島 均

材料

・赤じそ (葉を摘んで正味) 300g
*300gの枝付き2袋で、正味300gの葉が摘める目安。
・粗塩 51g
*赤じその17%。

つくり方

1

赤じそは葉を摘み、流水でもみ洗いしてざるに上げる。

2

葉の水けを軽くきり、ボウルに入れる。粗塩の半量をふり入れ、全体になじませる。

! ポイント

残った水けがよび水となり、塩のなじみがよくなる。

3

赤じそのアクを出すようにしっかりもみ込む。

4

濁ったアクが出てきたら葉をギュッと絞り、別のボウルに入れる。濁ったアクは捨てる。

5

残り半量の塩をふり入れ、全体になじませる。

6

3と同様に葉をしっかりもんでアクを出し、ギュッと絞ってアクは捨てる。1回目のもみ込みよりきれいな色になってくる。

7

別のボウルに6の赤じその半量を入れ、保存袋の白梅酢100mlを加える。

8

赤じそをまんべんなくほぐすと、梅酢が鮮やかな赤色になってくる。

9

保存袋の塩漬け梅に赤じそを平らに広げ、8の梅酢も入れる。空気を抜くようにして口を閉じる。残りの葉も同様にして、もう1枚の保存袋の梅に広げ、口を閉じる。

10

バットに2つの袋を平らに重ね、暗くて涼しい場所に3週間~1か月間おく。毎日、保存袋の表裏を返し、上下の袋を入れかえる。

きょうの料理レシピ
2013/06/10 ニッポン初夏のおいしい手仕事

このレシピをつくった人

柳原 尚之

柳原 尚之さん

江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。

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